相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

江戸六地蔵の一つと知られる「醫王山真性寺」

2018-02-13 15:24:23 | 寺院
豊島区巣鴨に江戸六地蔵尊の一つとして知られる真言宗豊山派寺院「醫王山眞性寺」(東光院) はある。奈良県の桜井市初瀬の総本山長谷寺の末寺である。創建年は不詳であるが聖武天皇の勅願により行基菩薩が開基と伝えられる。中興は江戸時代に入り元和年間(1615年~1624年)。境内には元和元年(1615年)松尾芭蕉の句の石碑があるので少なくともそれ以前である。本尊は薬師如来。明治24年(1891)巣鴨に移転。昭和20年(1945)東京大空襲で全ての堂宇を焼失、現本堂は昭和32年(1957)再建。巣鴨駅より「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨地蔵通り商店街入口手前の左手に「山門」がありその正面に「本堂」がある。本堂左手に江戸六地蔵尊の一つ大きな傘をかぶり杖を持つお地蔵様が寺域、江戸の六街道の出入口に置かれ旅の安全を見守っていた。8代将軍「徳川吉宗」もこの寺に立ち寄っている。当寺は御府内八十八箇所第33番、豊島八十八箇所第33番、江戸六地蔵第3番札所となっている。(1802)










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湯島天神の「第61回梅まつり」に誘われて!!

2018-02-13 11:41:44 | 神社
東京都文京区湯島に古来より江戸・東京における代表的な天満宮で学問の神様「菅原道真公」を祀る「湯島天神」(湯島天満宮)はある。創建(伝)は雄略天皇2年。主祭神は天之手力雄命、菅原道真である。鳥居を抜けると参道には露店が並びその正面に権現造「本殿」、左に社務所、参集殿がある。受験シーズンとなると多くの受験生が合格祈願に訪れ境内には溢れんばかりの絵馬が下げられている。湯島天神は江戸時代より「梅の名所」として昭和33年より開催されている「梅まつり」が今年で「第61回目」となる。2/8~3/8まで。祭り期間中は40万人を超える参拝者、鑑賞者で賑いを呈する。梅園には樹齢が約70年~80年の古木が中心で約300本(8割が白梅)植栽されており現在は2~3分咲きである。境内は梅花の甘い香りが漂い木の下ではカメラを構える人でいっぱいである。祭り期間中は神輿渡御、野点、カラオケコンクール、奉納演芸、湯島天神白梅太鼓、おはやし、日本舞踊、かっぽれ、三味線、講談、落語、ベリーダンスなどがプログラムされている。神域、境内に戦中時の歌として大ヒットこの地の梅を歌った「湯島の白梅」のメロディーが聞こえてきそうである。(1802)


















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