相模原市南区下溝にある県立都市公園のひとつで市民のオアシスとなっている「県立相模原公園」はある。イベント広場からグリーンタワーに移動する左側に紅梅&白梅が4本、また「紅葉の丘」周辺に紅&白梅が5~6本ある。今年は寒かったせいか開花が遅い感じであったが、ここ数日の暖かさでイベント広場前の「白梅」、紅葉の丘付近では「紅梅」が満開となり真赤な樹形となっていた。すぐそばの白梅も全てに花びらが開き甘い香りを漂わせて咲き始めている。百花に先駆けて春の訪れを知らせてくれる梅、その花の美しさ、可憐さ、高貴さにうっとりさせられてしまう。「梅花」は春の道先案内人、いよいよ春がもうすぐそこまで来ていることが実感できる。(1802)
「第48回 小田原梅まつり」が2/3から3/4まで開催中である。「小田原城」でも開催されているが小田原の中でメインはなんといっても「曽我の梅」である。曽我の里に位置する曽我梅林は「中河原」、「原」、「別所」の各梅林からなり、約35,000本の白梅が植えられている。その中でも「別所」が広さも大きく本数も多い。曽我の梅は食用梅の生産が主のため、その殆どが白い花の白梅である。ここ数日の暖かさと相俟って一気に開花が進んだ。曽我山裾の「十郎」は満開、園内の「十郎」も6~8分。 遅咲き「白加賀」、枝が下に垂れる「枝垂れ梅」も咲はじめ3分~4分咲きとなってやっと見頃となった。梅だけでなく寺社も多く歴史深い町のため「下曽我駅」に降りたつと日頃の人出とは比べ物にならないくらいの大勢の観梅客、観光客で溢れていた。その花の美しさ、可憐さ、高貴さもつ「梅花」を楽しみ眺め、「梅香」に酔いしれ、時折、梅林からみえる頂に雪を被った名峰「富士山」が春空に輝いている。(1802)