世田谷区瀬田に身延山久遠寺の関東別院「妙隆山玉川寺」はある。日暮里妙隆寺を当地に移転後、昭和7年(1932)創建。当寺のルーツは寛文6年(1666)。本尊は日連大菩薩である。「玉川大師」を右手に進むと多摩川の河原と台地の斜面に位置し、「山門」脇に「玉川寺」の銘石、石段の奥に「本堂」がある。左側に「経王堂」、右側に「庫裡」と「書院」がある。一段高い所に「新書院」と「三段の建物」という伽藍形成となっている。また境内には「悲母観音」や「白衣観音石像」が祀られている。「御仏舎利」・「祖師御木像」・「愛染明王」・「子育て鬼子母神像」が寺宝である。(1802)






