千葉東金東岩崎に創業以来和食づくり一筋の会席料理店「かくじゅう」はある。本屋号は「十文字屋」で江戸後期の安政6年に廻船問屋専用の「鍛冶屋」を創業。明治初期に乾物商、そして昭和5年に鮮魚専門店に転業。その後「鮮魚の卸」、「料亭や飲食店」への仕出し料理部門を併設し、昭和14年料亭専用の会席料理部門を本格営業している80年の老舗である。「かくじゅう」は旧126号線の角に店舗を構えたことから角の十文字屋で「角十」とした。今日は身内の祝会で会席の「菊コース」をオーダー。まず「前菜」、そして「お造り」、次に「焼き物」、「煮物」、「天ぷら盛り」、「陶板焼き」、「寿司3貫」、「茶碗蒸し」、「茶そば」に舌鼓をうち満腹となったあと「フルーツデザート」で締めることになった。(1802)






