相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

日限不動尊を祀る「東光山西岸寺」

2019-09-01 14:05:57 | 寺院
文京区春日に大本山芝増上寺末、浄土宗寺院「東光山荘厳院西岸寺」は鎮座する。創建は元和2年(1616)。本蓮社覺譽上人長察和尚開山。宗祖は法然上人。本尊は恵心僧都作と伝えられている阿弥陀如来。寺伝によれば当初今の陸軍工科学の地にあったが、水戸邸開設と共に現地へ移転。春日通り冨坂上信号近く右に「寺号標」が構えられている。境内正面に昭和3年の改築の鉄筋コンクリート造り2階建ての「本堂」がある。境内には維新前後の侠客として名高い相政事相模屋政五郎の墓がある。すぐ隣には名家金杉六左衛門から寄像された「日限不動尊」が祀られている。(1908)
 
 
 
 
 
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徳川家より寺地を賜った「青野山慈光寺」

2019-09-01 11:32:33 | 寺院
渋谷区神宮前に浄土真宗寺院「青野山慈光寺」はある。今から約400年前の元和元年(1615)、徳川家康の遠縁に当たる智鏡法師により、三河の碧海群青野村に「慈光寺」として建立したのが興りである。幾年後、江戸に渡った智鏡法師は家康の厚い計らいで赤坂一ツ木に寺地を賜り、そして三河の青野を山号とし「慈光寺」を創設。その際に徳川家から認められ「葵の紋」を寺紋としている。しかし元禄8年(1695)、付近一帯で起こった火災により主殿は消失し、跡地も幕府所有となった代替として原宿村(現・東京都渋谷区)を賜り寺地を移した。本尊は阿弥陀如来。境内では四季を通じて100種ほどの木々や草花が咲きそろう。いま本堂前では秋の七草の一つ「ハギ」数本咲き始めていた。(1908)






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