相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「関東の高野山」と称されている「星宿山王禅寺」

2019-09-07 16:35:44 | 寺院
川崎市麻生区に「関東の高野山」と称される麻生の古刹、真言宗豊山派の寺院「星宿山王禅寺」はある。寺紋は三つ葉葵で創建(伝)は天平宝字元年(757)。孝謙天皇の勅命によって某大徳が聖観音像を当地に祀ったことが興りで、称名寺末寺として禅・律・真言の三宗兼学の道場として栄えた。本尊は聖観世音菩薩。「王禅寺ふるさと公園」脇より「正門」を抜けた右側に重厚な構えをした「仁王門」(山門)が構えられている。「仁王門」の正面に寺号標、石段を上ると樹木に覆われ静かな佇まいを感じさせる「観音堂」、右に進むと威風堂々とした入り母屋造りの「本堂」、その脇に「庫裡」がある。本堂前には「禅寺丸像」、手入れされた寺庭には「薬師如来堂」、「六地蔵」、「石碑」がある。「本堂」前には日本最古の甘柿の品種で「かながわの名木100選」にも選ばれ、「柿生」の地名となった「禅寺丸柿」の原木がある。当寺は「王禅寺に憩う」を執筆している北原白秋をはじめ、多くの文人が訪れている。当寺は旧小机領三十三観音霊場22番札所であり、「関東の高野山」と呼ばれる格式の高さが随所に感じられる。(1909)






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「県立相模原公園」のクスノキゲート前に「ジニアの花」集合美

2019-09-07 11:33:52 | 公園・庭園
相模原市南区下溝に外周を雑木林に囲まれ、フランス庭園両側には生きた化石といわれるメタセコイア並木、水無月園ではハナショウブと四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。クスノキゲート前に設置された四ヶ所のブロック花壇に色とりどり数千本の「ジニア」がカラフルなグラデーションを描くように見頃を迎え集合美を披露している。「ヒャクニチソウ(百日草)」とも呼ばれている「ジニア」は草丈は矮性から高性まで、花形は丸弁のダリア咲きから小輪のポンポン咲き、花弁がよじれるカクタス咲きなどさまざま。花名を「百日」というだけあって開花期間が長く、次々と咲き続けることから今や公園の主流の花となっている。(1909)




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