9月に入り朝夕はちょっぴり涼しくなってきたがまだ中旬くらいまでは残暑が厳しいの予報の中、相模原市下溝に「四季の花」で彩られ「市民のオアシス」のとなっている「県立相模原公園」を訪れると「イベント広場」と「紅葉の丘」の間に植栽されている3本の「ジュウガツザクラ」(十月桜)がまだ数えるほどではあるが白とピンクの可愛らしい花びらを広げて咲きはじめている。「ジュウガツザクラ」(十月桜)は名の通り10月から少しずつ咲き始め12月まで咲き続ける珍しい桜である。花は中輪で小振りの八重咲き、白色か淡いピンク色をしている。3月末から再度咲き始めるが、この時期の方が花は大きい。一年に二度も美しさを披露してくれる「ジュウガツザクラ」(十月桜)は本当に希少の花である。(1909)
幾分暑さも和らぎ朝夕は涼しくやっと秋到来の兆しが感じられる昨日、今日である。座間市緑ヶ丘の「かにが沢公園」にも秋の訪れを告げる花「曼珠沙華」(彼岸花)がまだ数輪であるが咲き始めた。公園西側の約350㎡の斜面に曼珠沙華の球根が12万個も植栽され当園は曼殊沙華の名所となっている。赤・白・ピンク三色の花を同時に鑑賞できるのはここ「かにが沢公園」だけである。毎年恒例の「第4回 曼珠沙華 観賞の集い 2019」が9/23(月)に開催される予定である。まっすぐ伸びた茎の先端に鮮やかな線状の花を咲かせる秋を代表する曼珠沙華が斜面を彩る光景が待ち遠しい限りである。(1909)





渋谷区神宮前外苑西通りワタリウム美術館左に旧本山は小湊誕生寺とする日蓮宗寺院「蓮光山妙円寺」はある。寛永4年(1627)四谷千日谷(鮫河町)に草庵として創建。本尊は三宝祖師である。先に訪問の長安寺の先にあり見事な「山門」が構えられており境内正面に入り母屋づくりの「本堂」がある。山門左には「毘沙門堂」、裏手には第7代横綱・稲妻雷五郎の墓、右手には山手五番組火消頭取として名を馳せた幕末の侠客「薬鑵平五郎」、戦国武将の後藤基次の後裔「又太夫正俊」の墓がある。当寺は毎年夏の土用の丑の日に行われる行事「ほうろく灸」で知られる。「原宿」の地名の起源となった鎌倉街道の宿場町・原宿は現在の妙円寺付近にあったとされる。江戸時代には「寺子屋教育」が行われており、原宿70番地に明治14年(1881)に開校した穏原小学校には寺子屋の子供たちもいた。(1908)











「モナの丘」レストランのローズガーデンに「白蝶草」とか「山桃草」と呼ばれまるで白い蝶々が舞っているようなように細くしなやかな長い枝にたくさんの花をつけ「ガウラ」が見ごろを迎えている。ガウラの穂状に咲く小花が秋風にゆらゆらと揺れる様子はまさしく白い蝶が群れて飛んでいるかのようである。ガウラは北アメリカ原産で人気の秘密は多年草であること、またフィラーフラワーとしてもガーデナーから人気のある植物のようである。花色が豊富で春から秋まで長期間花ををさかせること、そして何よりも蝶々のようなキュートな花姿が魅力である。(1909)







