九州の旅も終わりいよいよ12:40熊本空港から「羽田空港」までの「空旅」の始まりである。ゴーゴーとものすごい勢いでエンジン音を発して滑走路と車輪の摩擦音が消える。離陸である。60度近い角度でグングン高度を上げている。数分後安定飛行に入り「空撮タイム」となった。距離は約900kで飛行時間1時間40分のフライトである。眼下にはマッチ箱を並べたような熊本市の街並がどんどん小さくなっていく。高度はもう9000mくらいに達しているだろうか?機窓から街並みが消え果てしなく続く「雲海」の海原を飛行中。大分上空からやがて中国と四国間の瀬戸内海、播磨灘あたりを飛行し、関西から東海上空へ。しばらくすると伊豆七島がかすかにが見えてきた。いよいよ着陸態勢に入り、次第に房総半島から東京湾へ。眼下には木更津と川崎を結ぶあの「アクアライン」、そして中央の「海ほたる」と「空気孔」がはっきりと視界に入ってきた。ドスンと車輪が滑走路に付き「羽田空港」に無事着陸、飛行時間2時間のフライトであった。(1909)
秋の訪れを知らせ最も親しまれている熊本最大のお祭りは「藤崎八旛宮 秋季例大祭」(9/13~9/16)である。13日の獅子飾り卸しを皮切りに、14日飾り馬飾り卸し、15日献幣祭などと続く。今年も「70団体」1万7千人のねじり鉢巻に法被姿の勢子が参加し市内を練り歩く。そして祭り観覧に県内外から30万人が訪れ行列コースを埋め尽くし賑わう。秋の例大祭は千年以上の歴史を誇るお祭りで例年最終日に行われる「随兵(ずいびょう)」と「67頭」の「飾り馬(かざりうま)」の奉納行列が行われる「神幸式」が何といっても祭のクライマックスでその勇壮さは圧巻で圧倒される。「馬追い祭り」とも、かつては「ぼした祭り」ともいった。 熊本の大名「加藤清正公」がかつて藤崎八旛宮の「神幸式」に兵を引き連れたのが起こりとされ、4基の神輿に付き従う勇壮な武者行列、「ドーカイ、ドーカイ」との威勢の良い掛け声とラッパなどの鳴り物とともに引き連れられる「飾り馬」の行列は観客を圧倒するもの凄いお祭りである。熊本はこの例大祭「随兵まつり」一色なった。(1909)
相模台小学校入口から消防麻溝分署入口、麻溝公園まで続く「遊歩道」、「散策路」がある。かつての灌漑用水路跡と思われる。そのスタート地点より少し先にしオレンジ色の「ジニア」が数百輪咲いて見頃を迎え集合美を披露している。「百日草」とも呼ばれている「ジニア」は草丈は矮性から高性まで、花形は丸弁のダリア咲きから小輪のポンポン咲き、花弁がよじれるカクタス咲きなどさまざま。花名を「百日」というだけあって開花期間が長く、次々と咲き続けることから今や公園の主流の花となっている。ジニアの花粉か蜜を求めて「アゲハ」と「黄蝶」やってきてくれた。フォーカスしようと近寄ると気配を察してすぐ飛んで行ってしまうのでなかなか捉えられない。なんとかラッキーにも数枚収めることができた。(1909)