今日9/13は一年の中で月が最もきれいに美しく見れる「中秋の名月」、「十五夜」である。それは夜は涼しく、しかも空が澄んでいるから。しかし夕空を見上げても今日はあいにくの曇天、しかも小雨が降りだし残念ながら見ることも、愛でることもできないようである。「中秋の名月」は農業の行事と結びつき「芋名月」とも別名では旧暦8月15日は日本の六曜で必ず仏滅にあたることから「仏滅名月」とも呼ばれる。そもそも「中秋の名月」を愛でる習慣は平安時代に中国から伝わったとされ貴族の間で広まった。太古の昔から月は神聖視され、縄文時代から月を愛でる習慣もあったと記されている。本来であればススキ、お団子、農作物をお供えお酒を飲みお月見をしたかったところではあるが・・・!!明日9/14は満月で地球から40万キロのところにあり今年最少の満月という。明日は見ることがそして撮ることができるであろうか?「紫式部」は「めぐり逢ひて見しやそれとも分かぬ間に雲隠れにし夜半の月影」と詠んでいる。(1909)
昨年の中秋名月より
昨年の中秋名月より