相模原市南区下溝に外周を雑木林に囲まれフランス庭園両側には生きた化石といわれるメタセコイア並木、水無月園ではハナショウブと四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。ハナミズキゲートら噴水広場の前にある「グリーンハウス」(温室)の一階にフロアーに今、ひときわ目を惹く気品のある赤紫と白色の「コチョウラン」(胡蝶蘭)が咲いている。コチョウランといえばよく当選祝い、芸能関係の舞台、開店祝いや誕生会の贈答用によく利用される高価な花である。胡蝶蘭は何といっても豪華な見栄え、また「あなたを愛します」、「幸福が飛んでくる」の花言葉を持っていることからにお祝いの品に選ばれるようであるが、間近に見ているだけでその華やかさ美しさに見とれてしまう。(1909)
相模原市南区下溝に四季の花が絶えない市民のオアシスとなっている「県立相模原公園」はある。インフォメーションセンター脇に植栽されている「スイフヨウ」(酔芙蓉)が咲き始めた。「八重咲きの花」で朝方は純白で、午後には白い花びらが淡い紅色、夕方から夜にかけては紅色に変化する珍しい花である。説によるとお酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることから「酔芙蓉」の花名がついたようである。まだ咲き初めで蕾をたくさんつけているので9月いっぱいは咲き続けるが、「一日花」で儚く短命である。芙蓉の花言葉は柔らかな花姿と一日で枯れてしまう儚さから「美しい女性」の例えとして使われ「繊細な美」、「しとやかな恋人」である。(1909)