熊本市中央区水前寺に東海道五十三次を模し作庭された庭園には湖に見立てた池が配され、ゆるやかな起伏の築山とともに、庭園美を誇る桃山式の回遊庭園「水前寺成趣園」はある。当園の魅力は何といっても阿蘇の伏流水を湛える「泉水池」、池内には置石があり鳥たちの休憩場所となっている。ちょうどそこに運よく一羽の「アオサギ」がやってきて嘴で羽を解いている。時折池面をみつめ小魚か虫の餌を狙っているようである。憩いの広場に移動すると「ムクドリ」と「鳩」もやってきた。これぞ一期一会、早速シャッターを切ってみた。(1909)





