相模太夫の旅録=Tabi Log

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座間入谷に小桜姫伝説の寺院「水上山龍源院」

2021-01-09 09:31:29 | 寺院
座間入谷に小桜姫伝説で知られる曹洞宗寺院「水上山龍源院」はある。伝では渋谷高間が現在の富士山公園の西側の麓に永享間(1429~41)に建てたと。渋谷高間の娘「小桜姫」が後妻に殺され、後妻の子「小柳姫」も同情し自殺したことを弔うため屋敷を寺とした。創建は寛永2年(1461)、山梨県上野原の清源院八世・格雲守存を請して開山、清源院の末寺となる。本尊は釈迦である。当初上野原清源院八世格雲守存を開山として寛正2年(1461)入谷丸山下に創建。その後弘治年間に現在地へ移転し天保年間(1830年)には寺子屋を開き、明治5年(1872)には座間小学校の前身「風牛学舎」があった。二世実州は夜夢枕にたった白蛇のお告げから財宝・五穀豊穣を祈念して「弁財天」を造立した。境内社に「龍天善神社」、「稲荷社」、「白山社」がある。長い歴史と由緒を有する当寺の「本堂」は90年前(1927)に建てられ老朽化により4年前に美麗な入り母屋づくりの「本堂」が落成し、本堂右横には枯山水庭が造られた。「山門」前には「寺号標」と「六地蔵」、広い境内には庫裏の裏に「弁財天」が祀られており、今もこんこんと湧き出ている「龍源院湧水」がある。(2101)
 
 
 
 
 


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