今日3日(日)深夜から4日(月)未明にかけて新年はじめの天体ショー「しぶんぎ座流星群」が極大を迎えると報道されている。あと数時間後である。この流星群は8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とともに「三大流星群」と呼ばれている。しかし「しぶんぎ座流星群」は活動が活発な期間が短いことや、年によって出現数が変化しやすいようで条件付きである。今年の「しぶんぎ座流星群」の極大は1月3日23時~4日0時頃と予想されている。しかし、夜半前は放射点の高度が低いため観察は難しいようである。最も観察に適した時間帯は4日の夜明け前2~4時間(東京では4日2時~5時台頃)で運が良ければ1時間あたり100個程度、通常は1時間あたり20個から50個程度の出現とのこと。今夜、月齢20の明るい月が輝いていれば、月明かりの影響、邪魔して暗い流星が見えづらくなるといわれている。流星数が少なくても見ることができれば幸運である。コロナ禍の今、それこそ星に願いをである。果たして数時間後、どんな天体ショー&ドラマを見せてくれるだろうか?楽しみであるが、先ほど夜空を眺めたが雲が多く天候が幸いしてくれるか神頼みである。(2101)
相模原市南区麻溝に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。今年初入園の「相模原公園」でも梅の花が咲き始め、当園の「水の広場」脇の花壇ではが500株ほど植栽されている「スイセン」がまだ咲き始めであるが数十輪ほどで可憐な花姿を披露し始めている。「スイセン」はヒガンバナ科の植物で開花時期は12月中旬ごろから翌4月中旬頃まで。早咲きものは正月前にはすでに咲き出している。「日本水仙」や「房咲き水仙」などの早咲き系は12月から2月頃に開花する。3月中旬頃から咲き出すものは花がひとまわり大きいものが多い。「ラッパスイセン」や「クチベニスイセン」などの遅咲き系は3月から4月頃に開花する。地中海沿岸原産で日本には平安末期に中国から渡来。漢名の「水仙」を音読み「すいせん」になった。漢名は「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典からきている。きれいな花の姿と芳香がまるで「仙人」のようなところから命名されたようである。スイセンの花言葉は「思い出」、「記念」、「持って生まれた素質」 である。松尾芭蕉も「初雪や水仙の葉のたはむまで」と詠んでいる。(2101)
相模原市南区双葉に浄土真宗寺院「円寿山西善寺」はある。創始は元和3年(1617)。昭和47年に福井県から現在地へ移転した。本尊は阿弥陀如来。教義の大要は自利々他、所依の教典は三部経である。「寺号標」を抜けると境内正面には昭和57年に建立の高さが20メートルの重層屋根葺の鉄筋コンクリート造りの大「本堂」が聳える。双葉の地域ではいわばシンボル的存在となっている。本堂右には「庫裏」がある。本堂後方の墓地の一画にある一本の「紅梅」が可愛らしい花びらを十輪ほど開花させていた。梅は百花に先駆け咲く花、新年のお年玉、プレゼントを頂いた。(2001)