相模原市南区麻溝に本数は少ないが梅、ロウバイ、そして間もなくクリスマスローズ、3~4月には桜、ハナモモ、5月にはクレマチス、梅雨期6月にはアジサイ、そして秋の紅葉と四季ごとに美しく彩られる市民の憩いの場となっている「相模原麻溝公園」はある。15℃とぽかぽか陽気の今日「ロウバイ」が満開となっているのでは訪れると、案の定琥珀色をした、蝋細工のような可憐な花を無数披露中でまさしく花盛りであった。そこに4,5羽の「メジロ」がやってきてくれた。「梅にウグイス」ならぬ「ロウバイにメジロ」と遭遇した。何というタイミングなのだろうか?まさしく一期一会、一鳥一会である。「ウグイス」と「メジロ」は様々な理由から混同されることが多い鳥であるが、いずれもスズメ目の小型の鳥類である。どちらも14~16cmとスズメと同程度の大きさである。「ウグイス」はスズメ目ウグイス科ウグイス属の鳥類。背部がオリーブ褐色、腹部が灰色の体色を持ち、繁殖期にオスが「ホーホケキョ」と囀る鳴くことでおなじみの小型の鳥である。一方「メジロ」はスズメ目メジロ科メジロ属の鳥類。背部が黄緑色、腹部が灰色の体色とアイリングと呼ばれる目の周囲の白い縁取りが特徴で名前の由来にもなっている。「メジロ」は漢字では「目白」と書き、早春に梅の花の蜜を求め梅の木に集まることから「ウグイス」同様に春を告げる鳥として親しまれている。三寒四温少しずつ春に近づいているようである。あとは一日も早くコロナが終息し以前の日常が戻ってくれればいうことなしなのだが。(2101)






