一昨日は曇り、昨日は雨、雪で本来なら「満月」であったのだか撮影機会が失われた。今日は一転快晴、午後7時前に夜空を見上げると澄み切っているのだろうか38万キロ先に「月齢15.9」のほぼまん丸の美しく輝く「準満月」をはっきりと拝むことができた。一日遅れのトライである。月の満ち欠けは旧暦では新月(朔)の日を1日として、29日間もしくは30日間で1ヶ月。8日頃には月の右側が輝く「上弦の月」、15日頃には満月となり、23日頃には月の左側が輝く「下弦の月」となる。また月齢は新月の瞬間を0として、そこからの経過日数をあらわした数である。新月の時に0、満月の時に15になり、新月になる日の前日に29となります。約29.5日で元の新月に戻るのである。月初の新月、繊月(二日月)、三日月、上弦の月、十日夜の月、十三夜月、小望月、「満月」、十六夜、立待月、居待月、寝待月、更待、下弦の月、有明月、三十日月といろいろ呼び名がある。38万kmという途方もない彼方に浮かぶ月、はっきりと「クレーター」や「海」が見える。月はやっぱりロマンに満ち溢れている。(2101)


