相模原市南区麻溝に四季の花が絶えない市民のオアシス総合公園「相模原市立麻溝公園」はある。今、第一駐車場と樹林広場とふれあい動物広場間の遊歩道には今、10本ほどの白と紫の「モクレン」と「ハクモクレン」がほのかな甘い上品な香りを漂わせている。このように一足早く春を知らせてくれる「モクレン」はモクレン科モクレン属の樹木、日本では平安時代から栽培され、「地球上で最古の花」と云われ一億年以上前、白亜紀などの地層から化石が見つかっている。「モクレン」と言えば花色が紫の「シモクレン」(紫モクレン)を指し、白のものは「ハクモクレン」(白モクレン)、中間色(ピンク)もある。濃紅色で卵形の大きな花を上向きに咲かせ、全開せず半開状である。花弁は6枚、萼片が3枚。 花色が濃い紅色は花弁の外側でけで、花弁の内側は白または白味がかった極薄紅色。モクレン科モクレン属の仲間に「コブシ」(=辛夷 花色は白)、「ハナミズキ」(花色は白)がある。「モクレン」(マグノリア)の花言葉は自然への愛、崇高、持続性、「ハクモクレン」は気高さ、高潔な心、荘厳、崇敬、崇高、慈悲、自然への愛、自然な愛情。今月いっぱいはモクレンの魅力にみちた美しさに酔いしれそうである。(2303)
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