相模原市南区下溝に約26haの広大な園内にメタセコイア並木、フランス風庭園、噴水広場、水無月園、サカタのタネグリーンハウス大温室、ドッグラン、芝生広場の施設を有し、四季の花が絶えない「県立相模原公園」がある。花菖蒲の季節多くの人で賑わう「水無月園」を訪れると園の中央のショウブ田の左側一角に3本の茶花の女王と言われる「椿」が植栽されている。白~淡桃色地に濃紅の縦絞り、小絞りが入る半八重中輪。ツートンカラーの「蝦夷錦」か「京唐子」か「白玉絞」かと思われるヤブツバキ系の「椿」が十数輪咲きだしていた。通常3月に入ってからが花期だが、今年は暖冬なのか、丁度日差しが当たる所、気温がマッチしたのかフライイング咲きなのかもしれない。椿は日本の書物、万葉集に記述があり、縄文時代の遺跡からも椿の種などが発見されており歴史の古い樹木である。(2402)
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