法学部学生時代に中途失明した完璧主義者の凛子と不動産ディベロッパーに就職したがブライダルプランナーに回され不平を言い続ける兄の真司が、母の交通事故死、漫画家の父の失踪に遭い、当惑しながら試行錯誤していき成長していくお話。
順番に凛子の立場、真司の立場で時期を開けて書かれていて、失明にとまどい、編集者に頼り切りの凛子が次第に自立していく様、何事も他人のせいにして不平を言うばかりだった真司が人を使う立場になり責任感を持って行く様が描かれています。もちろん、まっすぐには行かず、父親の失踪の真相もわからないままで、不完全燃焼の感じもありますが、ちょっとホッとするいい読み味でした。
桂望実 新潮社 2007年6月20日発行
6日から帰省してボーッとして本もあまり読まず、HPもブログも更新せずでした。明日から頑張ろう・・・
順番に凛子の立場、真司の立場で時期を開けて書かれていて、失明にとまどい、編集者に頼り切りの凛子が次第に自立していく様、何事も他人のせいにして不平を言うばかりだった真司が人を使う立場になり責任感を持って行く様が描かれています。もちろん、まっすぐには行かず、父親の失踪の真相もわからないままで、不完全燃焼の感じもありますが、ちょっとホッとするいい読み味でした。
桂望実 新潮社 2007年6月20日発行
6日から帰省してボーッとして本もあまり読まず、HPもブログも更新せずでした。明日から頑張ろう・・・