このブログでは2006年7月17日に紹介した「エアボーン」の続編。「エアボーン」の後、念願の飛行船アカデミーに入学したマットと、ソルボンヌ大学で動物学の研究を続けるケイトが、財宝と希少生物の剥製コレクションを積んで遭難した伝説の飛行船「ハイペリオン」をめぐる陰謀と争奪戦に参入/巻き込まれる冒険小説+ラブロマンス。
こんなにうまくいっていいのかなと思うようなハッピーエンドと、まあだいたい先が読めるストーリー展開ですが、前作同様テンポのよさと語り口の軽さ、意外な新種生物や機械の構想と小道具の使い方の巧さで、無理なく読ませます。ハッピーエンドで読後感もいいし。
あまり難しいこと考えたくないときのエンターテインメントとしてお薦めだと思います。
ただ、前作の「エアボーン」も私は気に入ってベタ誉めしたんですがあまり売れた形跡は見られないし、世間の売れ筋の感覚とは違うんでしょうかね。
原題:SKYBREAKER
ケネス・オッペル 訳:原田勝
小学館 2007年7月15日発行 (原書は2006年)
こんなにうまくいっていいのかなと思うようなハッピーエンドと、まあだいたい先が読めるストーリー展開ですが、前作同様テンポのよさと語り口の軽さ、意外な新種生物や機械の構想と小道具の使い方の巧さで、無理なく読ませます。ハッピーエンドで読後感もいいし。
あまり難しいこと考えたくないときのエンターテインメントとしてお薦めだと思います。
ただ、前作の「エアボーン」も私は気に入ってベタ誉めしたんですがあまり売れた形跡は見られないし、世間の売れ筋の感覚とは違うんでしょうかね。
原題:SKYBREAKER
ケネス・オッペル 訳:原田勝
小学館 2007年7月15日発行 (原書は2006年)