ホッキョクグマとセイウチの母子の生き様を描いた映画「北極のナヌー」の写真付きストーリーとメイキングストーリー。
母子でさすらいながら子育てをするホッキョクグマと大群の中で子育てをするセイウチの獲物を狩り成長していく姿を追い、餌が取れなくなったホッキョクグマがリスクを冒してセイウチの群れを襲うクライマックスシーンとその後を描いています。その過程で、北極の気温上昇で結氷期間が短くなり、ホッキョクグマやセイウチの生活が変わり、生きにくくなっている様を訴え、地球温暖化問題につなげています。
美しい写真が続き、最後にその写真を撮るまでのスタッフの苦労と孤独、襲われる恐怖などが解説されています。写真集としても十分かと思います。ホッキョクグマの餌になるアザラシの赤ちゃんがかわいくて哀れですが。
原題:Arctic Tale
リンダ・ウルバートン、モス・リチャーズ、クリスティン・ゴア、ドナリ・フィフィールド編著 訳:藤井留美
日経ナショナルジオグラフィック社 2007年9月25日発行 (原書も2007年)
母子でさすらいながら子育てをするホッキョクグマと大群の中で子育てをするセイウチの獲物を狩り成長していく姿を追い、餌が取れなくなったホッキョクグマがリスクを冒してセイウチの群れを襲うクライマックスシーンとその後を描いています。その過程で、北極の気温上昇で結氷期間が短くなり、ホッキョクグマやセイウチの生活が変わり、生きにくくなっている様を訴え、地球温暖化問題につなげています。
美しい写真が続き、最後にその写真を撮るまでのスタッフの苦労と孤独、襲われる恐怖などが解説されています。写真集としても十分かと思います。ホッキョクグマの餌になるアザラシの赤ちゃんがかわいくて哀れですが。
原題:Arctic Tale
リンダ・ウルバートン、モス・リチャーズ、クリスティン・ゴア、ドナリ・フィフィールド編著 訳:藤井留美
日経ナショナルジオグラフィック社 2007年9月25日発行 (原書も2007年)