日本の80のことわざに、それぞれ3つずつ他国の類似のことわざを並べて紹介した本。
並べられる外国は、韓国、中国、英語(アメリカかイギリスかは区別されず)、ロシア、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン等が多いですが、3つどれが出てくるかはランダムな感じです。「スワヒリ語のことわざ」(やはりどの国かどの民族・部族かは区別されず)も何度か登場し、トゥアレグ族のことわざなんてのも1回登場します。どういう基準で選択されているのかは興味深いですが、全然わかりません。
他国のことわざは、日本のことわざそのまんまのもあり、ちょっと視点というか言い回しが違うのもあります。たぶん言い回しの違うのを比べてみる方が文化論として面白いのだと思います。もっとも、英語(と、まぁ一部フランス語…)以外は、訳がどれくらい正しいのか、違いのニュアンスとか、検討のしようもないですが。
ことわざのテーマ別に6つの部門に分かれていて、本のページが色分けされているのですが、この色分けと項目分けが全然合致していません。ふつう色分けするなら項目ごとに色を変えると思うんですが。ことわざよりもそっちが「ふしぎな」本です。
北村孝一 株式会社KADOKAWA 2021年8月17日発行
並べられる外国は、韓国、中国、英語(アメリカかイギリスかは区別されず)、ロシア、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン等が多いですが、3つどれが出てくるかはランダムな感じです。「スワヒリ語のことわざ」(やはりどの国かどの民族・部族かは区別されず)も何度か登場し、トゥアレグ族のことわざなんてのも1回登場します。どういう基準で選択されているのかは興味深いですが、全然わかりません。
他国のことわざは、日本のことわざそのまんまのもあり、ちょっと視点というか言い回しが違うのもあります。たぶん言い回しの違うのを比べてみる方が文化論として面白いのだと思います。もっとも、英語(と、まぁ一部フランス語…)以外は、訳がどれくらい正しいのか、違いのニュアンスとか、検討のしようもないですが。
ことわざのテーマ別に6つの部門に分かれていて、本のページが色分けされているのですが、この色分けと項目分けが全然合致していません。ふつう色分けするなら項目ごとに色を変えると思うんですが。ことわざよりもそっちが「ふしぎな」本です。
北村孝一 株式会社KADOKAWA 2021年8月17日発行