本日は後楽園駅の傍で句会があり参加した。句会のあとは参加者で軽く交流会で楽しい時間を過ごさせてもらった。
俳句はまだまだこの二年来の不調が続いて思うような句も出来ない中で、図々しく句会に参加している。自分でも歯がゆい思いがつのる
句会場の行き帰りに東京駅を利用したが、連休後半の帰省客で構内は人出がすごい。家族連れも多いがかなり高齢の方の一人旅も目についた。それも荷物をそれなりにもって小奇麗な格好をしている。仕事についている歳とは思えない。帰省ではなく、子供などのいる遠くに逆に出向こうとしているのだろうか。そうであるならば連休での「帰省」のイメージも大きく変わってきているということなのだろうか。親元に顔を出すのではなく、親が息子・娘に会いに行く時代になってきたのだろうか。これはお盆の帰省についても同様のことが言えている。
私はもともと帰る故郷はない。妻も帰るべき実家も無くなった。逆に私の家が子供の帰ってくるべき家になっているが、ごく近くなので帰省というほどの遠さではない。
都市に人口が集中しつくして、過疎が問題になっているが、帰省する故郷も家族ももう解体されつくしているのだろうと考えてみた。「核家族」も最小の構成員にまで縮小している。いや核家族も解体の危機にある。母子家庭・父子家庭の割合が増え、家庭を持つことを拒否する単身者が増加しているという。親子3人の最小限といわれた家族すら、親子2人に解体した上でさらに、家族を作らないという選択肢が当然となってきた社会が現出しているのであろうか。社会の将来像も大きくゆらいでいる。
明日は、東京国立博物館と根津美術館を訪れようかと考えている。
東京国立博物館の目当ては、「平成25年 新指定 国宝・重要文化財」展。これが5月6日までということなのでたとえ混雑が予想されても連休中に訪れるしかない。根津美術館は昨年もこの時期に訪れたが、今年も国宝「燕子花図屏風」(尾形光琳)と同時に鈴木其一の「夏秋渓流図屏風」も再度展示されていて是非見たい。そして庭園の燕子花も見事であるとのこと。ともに何度でもながめていたい。ともに混雑していないことを願うのみ。
また、本日得た情報では、千葉市美術館で「仏像半島―房総の美しき仏たち―」という展覧会が行われているという。会期は6月16日まで。「房総半島各地から選りすぐられた仏像約150体。関東の白鳳仏としてきわめて重要な龍角寺の薬師如来坐像に始まり、平安前期の森厳な作例を経て、定朝様や鎌倉様式を受容してゆく流れを追う」という説明がなされている。なかなかそそられる。これも連休明けは各種講座の予定もあるので、連休中に行ってみたいと考えている。
俳句はまだまだこの二年来の不調が続いて思うような句も出来ない中で、図々しく句会に参加している。自分でも歯がゆい思いがつのる
句会場の行き帰りに東京駅を利用したが、連休後半の帰省客で構内は人出がすごい。家族連れも多いがかなり高齢の方の一人旅も目についた。それも荷物をそれなりにもって小奇麗な格好をしている。仕事についている歳とは思えない。帰省ではなく、子供などのいる遠くに逆に出向こうとしているのだろうか。そうであるならば連休での「帰省」のイメージも大きく変わってきているということなのだろうか。親元に顔を出すのではなく、親が息子・娘に会いに行く時代になってきたのだろうか。これはお盆の帰省についても同様のことが言えている。
私はもともと帰る故郷はない。妻も帰るべき実家も無くなった。逆に私の家が子供の帰ってくるべき家になっているが、ごく近くなので帰省というほどの遠さではない。
都市に人口が集中しつくして、過疎が問題になっているが、帰省する故郷も家族ももう解体されつくしているのだろうと考えてみた。「核家族」も最小の構成員にまで縮小している。いや核家族も解体の危機にある。母子家庭・父子家庭の割合が増え、家庭を持つことを拒否する単身者が増加しているという。親子3人の最小限といわれた家族すら、親子2人に解体した上でさらに、家族を作らないという選択肢が当然となってきた社会が現出しているのであろうか。社会の将来像も大きくゆらいでいる。
明日は、東京国立博物館と根津美術館を訪れようかと考えている。
東京国立博物館の目当ては、「平成25年 新指定 国宝・重要文化財」展。これが5月6日までということなのでたとえ混雑が予想されても連休中に訪れるしかない。根津美術館は昨年もこの時期に訪れたが、今年も国宝「燕子花図屏風」(尾形光琳)と同時に鈴木其一の「夏秋渓流図屏風」も再度展示されていて是非見たい。そして庭園の燕子花も見事であるとのこと。ともに何度でもながめていたい。ともに混雑していないことを願うのみ。
また、本日得た情報では、千葉市美術館で「仏像半島―房総の美しき仏たち―」という展覧会が行われているという。会期は6月16日まで。「房総半島各地から選りすぐられた仏像約150体。関東の白鳳仏としてきわめて重要な龍角寺の薬師如来坐像に始まり、平安前期の森厳な作例を経て、定朝様や鎌倉様式を受容してゆく流れを追う」という説明がなされている。なかなかそそられる。これも連休明けは各種講座の予定もあるので、連休中に行ってみたいと考えている。