Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「続・ヨーロッパ芸術を考える」講座

2013年05月08日 21時46分11秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 昨年度の後半に行われた神奈川大学の講座「ヨーロッパ芸術を考える」の続編が明日から開始される。受講者が少なかったので継続して行われるのか、ちょっと心配したのだが、継続となってよかった。
 5回の連続講座になるようだが、明日の第1回が「フランス・ロココと新古典主義」、第2回「イギリスとドイツのロマン主義絵画」(5/16)、第3回「イギリス・ラファエロ前派の絵画」(5/30)、第4回「フランス印象派と後期印象派の絵画」(6/6)、第5回「オーストリアとフランスの「新しい芸術」運動」(6/13)と続く。
 第1回から第3回まではまったく私の知識がない絵画の世界。第4回・第5回の分も我流の理解だから謙虚に講義を聴く楽しみがある。むろん前回の講義の伊坂青司氏の講義である。資料もわかり易いし、講義の流れに即した丁寧な資料である。こんなにも丁寧に資料を作成してくれることにも感謝している。
 前回の講義以降、エル・グレコ、ラファエロ、ルーベンスと絵画展が続き、その間にも日本の絵画では円空展、白隠展があり、有元利夫展、二川幸夫展、ロバートキャパ・ゲルダタロー展、北井一夫展、川瀬巴水展、マリオ・ジャコメッリ展などの感想を書いてきた。これをこなしたのは、あの講座での刺激のおかげであったと思う。

 明日はこの講義のあと、いつもように大久保で月に一度の楽しい飲み会がある。ほとんどが私より年上の人の集まりであるが、私としてはとても面白い。私は団塊の世代直後の世代だが、思想も行動も判断基準も団塊の世代の影響を大きく受けてきた。彼らの生き様を目の当たりにしながら最後まで付き合うのが、私なりの生き方なのかも知れないと思っている。