

本日は神奈川県立歴史博物館に出かけた。「江戸時代かながわの旅-「道中記」の世界-」展が目当て。
日本橋から大磯まで、旧東海道に沿ってこの2~3年にわたって幾度も歩いた。その足跡が旧東海道の賑わいの中ではどのような感じなのか、見てみたかった。江戸時代、多くの旅人が行き来した旧東海道や大山道、そして幕末期黒船の来航で着目された浦賀から江戸城までの道がどのように繁栄していたか知りたかった。
広重(初代)の東海道53次の絵などもふんだんに展示され、なかなか面白い企画であった。東海道中膝栗毛が有名だが、これに先行する滑稽本なども展示されていた。
私の歩いた道中の当時の雰囲気を示す資料や、自分の住むあたりの宿駅の様子など歩きながら往時をしのぶよすがとなる展示はとても面白い。