本日は一日横浜市歴史博物館の研修室・講堂で講座。昼休みには45分ほどの軽いウォーキングで、始めて横浜市営地下鉄センター北駅の東側を歩いてみた。戸建ての住宅やマンションが並び、また親水公園や池もあり、街路樹もきれいに剪定されていて、明るい街並みではある。駅前の商業施設も充実している。地域全体として安価な商業施設が充実しているかどうかまでは見極めることは難しいが、駅の建物の中の施設はそれなりに安価であるようだ。
私などが住みやすいと感じるかどうかもまた即断はなかなかできない。この歳になると住環境に即応できるかと言われればなかなか難しい。これまでの慣れた住環境がいいに決まっている。慣れるまでの気苦労はいろいろありそうである。
こんなことを記載しても、今のところを引っ越すつまりはまったくない。だいたい引っ越すためには金銭的にまとまった金額がないと無理である。この前提をクリアできない。しかしいろいろ想像してみるのは面白いものがある。
講座が終了してから、センター南駅を経由して仲町台駅まで歩いてみた。何度か仲町台駅からセンター南駅までは親水公園の道を歩いたことがある。この道は変化に富んで楽しい道である。本日はこの道ではなく幹線道路に沿って歩いてみた。意外と近い。気持ちのいいウォーキングであった。
途中で中原街道を横切るのだが、ここでちょっと勘違いして中原街道を川崎方面に500メートルほど行ってしまった。センター北駅の本屋で一応地図を見て道路を確認していたのだが、情けなかった。
今回なぜ方角を間違えたかというと、今日は実に久しぶりに暗算をしながら歩いたせいだと思う。暗算と言っても特に難しいことではない。追い越していく自動車のナンバープレートの4桁の番号を認識して、最初の2桁と最後の2桁を足すのである。たとえば、45・78ならば45+78=123という計算をする。
むかし中学生の頃からこれをいつもしながら歩いていた。交通量が多くなるとなかなか追いつかない。時には数台飛ばさないといけなくなる。このスピードに追い付くためにはかなりの計算力が必要だ。一時は45×78=3510などの計算にも挑戦したことがある。算盤を習っていたことはないので、頭の中で数字を並べて筆算のようにしてやっていたがかなり早くできた。
今は掛け算は到底無理だが、足し算は中学生のころと比べても遜色なくできているような気分でいる。多少の頭の体操にはなると思う。
これをしていてつい方向を見失ってしまったのだ。どうも二つのことを同時にこなすのが歳とともに無理になって来たのかもしれない。悲しいことである。
不思議なことでこの暗算、途中でなかなか止められない。そろそろ疲れたから止めようと思っても車を見るとついナンバープレートを見てしまう。途中で歩いている方向を確かめるために立ち止っても意識はナンバープレートを追いかけている。
この止められないということが「老い」なのかもしれない。急な意識の切り替えができないのかもしれない。
暗算をしながら車や信号、周囲に対する意識、危険回避の意識が疎かになるとこれは危険だ。「ながらスマホ」となんら変わらない危険が待ち受けているかもしれない。用心しながら挑戦することにしよう。
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私などが住みやすいと感じるかどうかもまた即断はなかなかできない。この歳になると住環境に即応できるかと言われればなかなか難しい。これまでの慣れた住環境がいいに決まっている。慣れるまでの気苦労はいろいろありそうである。
こんなことを記載しても、今のところを引っ越すつまりはまったくない。だいたい引っ越すためには金銭的にまとまった金額がないと無理である。この前提をクリアできない。しかしいろいろ想像してみるのは面白いものがある。
講座が終了してから、センター南駅を経由して仲町台駅まで歩いてみた。何度か仲町台駅からセンター南駅までは親水公園の道を歩いたことがある。この道は変化に富んで楽しい道である。本日はこの道ではなく幹線道路に沿って歩いてみた。意外と近い。気持ちのいいウォーキングであった。
途中で中原街道を横切るのだが、ここでちょっと勘違いして中原街道を川崎方面に500メートルほど行ってしまった。センター北駅の本屋で一応地図を見て道路を確認していたのだが、情けなかった。
今回なぜ方角を間違えたかというと、今日は実に久しぶりに暗算をしながら歩いたせいだと思う。暗算と言っても特に難しいことではない。追い越していく自動車のナンバープレートの4桁の番号を認識して、最初の2桁と最後の2桁を足すのである。たとえば、45・78ならば45+78=123という計算をする。
むかし中学生の頃からこれをいつもしながら歩いていた。交通量が多くなるとなかなか追いつかない。時には数台飛ばさないといけなくなる。このスピードに追い付くためにはかなりの計算力が必要だ。一時は45×78=3510などの計算にも挑戦したことがある。算盤を習っていたことはないので、頭の中で数字を並べて筆算のようにしてやっていたがかなり早くできた。
今は掛け算は到底無理だが、足し算は中学生のころと比べても遜色なくできているような気分でいる。多少の頭の体操にはなると思う。
これをしていてつい方向を見失ってしまったのだ。どうも二つのことを同時にこなすのが歳とともに無理になって来たのかもしれない。悲しいことである。
不思議なことでこの暗算、途中でなかなか止められない。そろそろ疲れたから止めようと思っても車を見るとついナンバープレートを見てしまう。途中で歩いている方向を確かめるために立ち止っても意識はナンバープレートを追いかけている。
この止められないということが「老い」なのかもしれない。急な意識の切り替えができないのかもしれない。
暗算をしながら車や信号、周囲に対する意識、危険回避の意識が疎かになるとこれは危険だ。「ながらスマホ」となんら変わらない危険が待ち受けているかもしれない。用心しながら挑戦することにしよう。
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