一日家に閉じこもっているのがとてもつらく感じた。結局16時近くになって、いたたまれなくなり、杖を突きながら横浜駅に出た。やはり多少痛みがあり、痛み止めを飲んだばかりだったので、横浜駅まで歩くのは断念し、バスで行った。有隣堂の文庫本売り場を見て回り、近くの喫茶店でコーヒーを飲みながら「与謝蕪村」(安藤次男、講談社学術文庫)に目をとおした。

有隣堂では特に購入する気はなかったが、「最後の殉教者」(遠藤周作、講談社文庫)が眼について離れなかった。税込み529円ということでつい購入。
遠藤周作という作家は10代後半の頃、「狐狸庵」シリーズの一冊を腹を抱えながら読んだ記憶はある。多分1965年の「狐狸庵閑話」だと思うがはっきりはしない。代表作の「沈黙」「海と毒薬」「反逆」なども読んでいない。「沈黙」が映画化されたとのことが頭の片隅にあったので目に留まったかもしれない。表題作ほか10篇が収録されている。殉教ということでは「沈黙」と通じるものがあるのだろうか。「沈黙」も読むことになるのだろうか。

有隣堂では特に購入する気はなかったが、「最後の殉教者」(遠藤周作、講談社文庫)が眼について離れなかった。税込み529円ということでつい購入。
遠藤周作という作家は10代後半の頃、「狐狸庵」シリーズの一冊を腹を抱えながら読んだ記憶はある。多分1965年の「狐狸庵閑話」だと思うがはっきりはしない。代表作の「沈黙」「海と毒薬」「反逆」なども読んでいない。「沈黙」が映画化されたとのことが頭の片隅にあったので目に留まったかもしれない。表題作ほか10篇が収録されている。殉教ということでは「沈黙」と通じるものがあるのだろうか。「沈黙」も読むことになるのだろうか。