Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

なかなか強烈な春一番

2017年02月17日 22時23分35秒 | 天気と自然災害
 本日から退職者会ニュースの3月号の編集作業を始めないと間に合わなくなりそうになってきた。記事はそれほどないが、新春の集いなど、写真を多く貼り付けるので文章は少なくて済む。ただしこれから膨大な写真(200枚ほどある)の取捨選択と画像処理を行わなくてはならない。まずこんばんは、裏表2頁分の大まかなレイアウトを考えることにした。

 午前中のマッサージと鍼・灸はやはりとても気持ちがいい。何本もの鍼をうって低周波で揉むのだが、これが整形外科で受ける低周波治療よりはずっと気持ちがいい。しかし一回の診療で約2000円かかるので、週に一回程度しか通えないのが残念である。私が、前屈姿勢で右太ももと腰を伸ばすと痛みがなくなる時がある、と伝えたら脊椎管狭窄症の症状には有効な方法と云われた。少なくとも悪いやり方ではないようだ。ホッとした。寝起きなどに継続してみることにした。

 明日は昼から退職者会のカラオケ大会の取材と、夜からの団地の管理組合の懐疑。カラオケ大会の取材がてらに軽く飲む、という願望があったのだが、飲むわけにはいかなくなった。何と悲しいことか。

 本日の横浜は、春一番が吹いたとされた。四月中旬の暖かさで、最高気温は18.7℃、風速は13.8m、瞬間最大風速は23.5mとなっていた。病院に行く途中、歴史博物館の行き帰りと野球帽を目深にかぶっていたが、帽子が飛ばされそうになった。
 明日は本日とはうって変わってかなり寒くなるらしい。北風も強そうだ。最高気温の予報は10℃。急に寒くなると、神経痛の痛みはどうなのだろうか。心配である。
 

「津々浦々百千舟」(横浜歴史博物館)

2017年02月17日 18時27分54秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
   

 横浜市歴史博物館で開催している企画展「津々浦々百千舟-江戸時代横浜の海運」は、神奈川大学日本常民文化研究所との「和船と海運」展の一環である。
 神奈川湊を中心とした今の横浜市域の各湊とのかかわりや、江戸湾内での位置づけ、そして全国の海運のネット―クとの関連はとても興味がある。
 今回は江戸湾内の各湊との関係、そして東廻り航路に占めた位置などが江戸時代の文書によって裏付けられていた。

   

 「従来神奈川湊といえば、知多半島の廻船集団とのつながりや、江戸湾海上交通の拠点としての役割が知られてきました。東回り航路と神奈川湊の結びつきを示唆する研究はあったものの、東北地方の港との具体的な取引・交流の様相を示す資料は今回の展示が初紹介となります。江戸時代の横浜市域は東北地方の津々浦々とも、たしかなつながりをもっていたのです」

と記されている。
 特に私が興味を引かれたのは、伊達藩の外港であった宮城県石巻との取引の文書、南部藩の湊であった八戸との取引の文書が見つかったこと。そしてもうひとつは瀬戸内海の赤穂の塩(下り塩)が幕府の規制を超えて神奈川湊を経由して千葉の市川へもたらされていたことも驚いたる。幕府のもろもろの規制と取引の実体も面白い。
 もうひとつ知りたかったのは、神奈川湊の構造的な機能に私は興味があるが、それには触れていなかった。湊の機能としての水深、荷揚げスペース、それらの施設の管理の在り方、問屋などの荷の捌き方、陸路で運ばれたものの拡散と集合‥などなど興味は尽きることはない。

 神奈川大学での展示は船の構造を中心とした展示である。もうすでに幾度か見ているが、また見に行きたいと思っている。このようなコラボレーションの試みはとてもありがたい。

春一番の横浜市歴史博物館へ

2017年02月17日 12時05分02秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日の午前中はマッサージと鍼と灸。午後からは横浜市歴史博物館の「津々浦々 百千舟 江戸時代横浜の海運」を訪れたい。横浜市歴史博物館を訪れるのは久しぶりである。

国際貿易港として世界中から船が来航し「今は百舟百千舟(ももふねももちふね)」と横浜市歌にうたわれる横浜。しかし幕末の開港に先立つ江戸時代から、横浜市域の海上には数多くの船が姿をみせ、全国津々浦々と横浜を結んでいたのです。
神奈川湊には西日本や東北地方の湊から来航した弁才船(べざいせん)がさまざまな商品をもたらしました。江戸湾には五大力船(ごだいりきせん)や押送船(おしおくりぶね)が走り、江戸や房総半島と横浜をつないでいました。千葉や群馬など関東の内陸部の川には高瀬船が運航し、横浜とも商品を通じた交流があったのです。本展では江戸時代の横浜をめぐる海運・水運の具体的なようすを、和船模型のほか古写真・絵図・絵巻物・浮世絵・古文書など多くの資料から紹介します。


 というコンセプトとなっている。神奈川大学の3号館の弁財船模型などとの連携企画となっている。

 

本日は春一番となるか?

2017年02月17日 08時11分17秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 本日は風の音で眼が覚めた。春一番となる可能性が高いと天気予報では指摘していた。これから風は強くなるようだ。横浜の予想最高気温は19℃、湿度も80%と高い。終日曇で、南西の風が吹く予想である。しかし明日の予想最高気温は9℃と一気に10℃も下がるという。

★あいまいなをとこを捨てる春一番      田口風子

 そうか、こういう風に我々男は捨てられるのか、と思うと同時に、捨てた女も捨てられた男と同様、今年中には新しい出会いはないのかもしれない。双方ともに寂しい一年が待っているかもしれない。捨てるのだって勇気が必要だし、思い切りも必要なんだな、と思う。
 最近は男は優柔不断のそぶりを見せると、途端にスパッと捨てられるのだろうか。いやいや今に始まったことではなく、それは少なくとも私の青春時代もそうだったのだろう。還暦も過ぎればそのようなことははなから曖昧模糊として、忘却の彼方である。かくのごとくに、人間の恋愛事情は、人類誕生以来、世代の総括など受け継がれずに同じように延々と繰り返す。シェークスピアも紫式部も、あらゆる恋愛事情を情を細やかに記しても、誰もが同じ過ちを繰り返す。くりかえすことに価値があるかのように。
 春一番は、そんな男と女のままならない関係を知っている。