2月28日から5月28日まで国立西洋美術館で開催される「シャセリオー展 19世紀フランス・ロマン主義の異才」のプレス内覧会に参加を申し込んだところ幸運にも当たった。
2月27日(月)の午後である。よく28日が大腸の内視鏡検査なので、夜だと参加は出来そうもなかったが、午後からなので躊躇なく申し込んだ。
三菱一号館美術館の「オルセーのナビ派展:美の預言者たち―ささやきとざわめき」の内覧会は当選していたが、坐骨神経痛の痛みがひどく参加できなかった。とても悔やまれた。今回当たってよかった。
絵画の展覧会としては私は初めて見に行く展覧会である。シャセリオー(1819-1856)という画家、私は何も知識が無い。西洋美術館の説明では、「アングル門下の異端児テオドール・シャセリオーは、10代の初めに師に入門を許された早熟の天才ですが、ロマン主義の潮流の中でしだいにアングルの古典主義を離れ、独特のメランコリックな情熱と抒情を湛えた作品世界を作りあげていきました。アルジェリアを旅して彼の地の人々や風物を色彩豊かに描いたシャセリオーはオリエンタリスム(東方趣味)の画家にも数えられます。しかしカリブ海のスペインの旧植民地に生まれ、父親不在の寂しさや師との芸術的葛藤を抱えつつ独自の芸術の道を模索したこの画家自身が内面に異邦的(エキゾティック)なるものを持っていました。神話や聖書、シェイクスピア文学の一場面にせよ、東方主題にせよ、あるいは人々の肖像にせよ、いずれの作品にも漂う「エキゾティスム」こそがシャセリオー芸術の本質であり、観る者の心に響きます」と記されている。
新聞の編集作業が終了したら、すこしシャセリオーの下調べでも始めたいのだが、そのような時間があるだろうか。
2月27日(月)の午後である。よく28日が大腸の内視鏡検査なので、夜だと参加は出来そうもなかったが、午後からなので躊躇なく申し込んだ。
三菱一号館美術館の「オルセーのナビ派展:美の預言者たち―ささやきとざわめき」の内覧会は当選していたが、坐骨神経痛の痛みがひどく参加できなかった。とても悔やまれた。今回当たってよかった。
絵画の展覧会としては私は初めて見に行く展覧会である。シャセリオー(1819-1856)という画家、私は何も知識が無い。西洋美術館の説明では、「アングル門下の異端児テオドール・シャセリオーは、10代の初めに師に入門を許された早熟の天才ですが、ロマン主義の潮流の中でしだいにアングルの古典主義を離れ、独特のメランコリックな情熱と抒情を湛えた作品世界を作りあげていきました。アルジェリアを旅して彼の地の人々や風物を色彩豊かに描いたシャセリオーはオリエンタリスム(東方趣味)の画家にも数えられます。しかしカリブ海のスペインの旧植民地に生まれ、父親不在の寂しさや師との芸術的葛藤を抱えつつ独自の芸術の道を模索したこの画家自身が内面に異邦的(エキゾティック)なるものを持っていました。神話や聖書、シェイクスピア文学の一場面にせよ、東方主題にせよ、あるいは人々の肖像にせよ、いずれの作品にも漂う「エキゾティスム」こそがシャセリオー芸術の本質であり、観る者の心に響きます」と記されている。
新聞の編集作業が終了したら、すこしシャセリオーの下調べでも始めたいのだが、そのような時間があるだろうか。