

昨日の東京都横網町公園のリーフレットに次のような資料が掲載されていた。記録として貴重だと思ったので、掲載して記憶しておくことにした。頭の中の記憶はすぐに消えるので、画像としてパソコンの中にも取り込んでおくことにした。
これによると東京の空襲は115回(伊豆七島の25回を含む)も数える。島しょ部を除くと90回というすごい数である。逆にいうと伊豆七島では六島(八丈島・新島・大島・神津島・式根島・三宅島)に及ぶ25回も空襲があり、八丈島・新島などで25人が亡くなっている。これがどういう目標をもってなされたかはわからない。軍の施設があったのか、飛行場があったのか、私の知識ではまったくわからない。もしかしたら孤立している農村部の市民を対象にした空襲だったのだろうか。
いづれにしろ115回を数える空襲でのおびただしい犠牲者の数に言葉を失う。ここまで空襲をしつづける米国と、これでもなお戦争を継続した日本の軍部・政治家、政治と戦争のむごさに思いが昂じる。今の政治の危うさもまた憂えたい。
