今年は年賀状がいつもの年よりも早めに配達された。ざっと目をとおした後は、母親と妻の初詣のお供で横浜駅近くの神社二社と曹洞宗のお寺をまわった。神社では毎年購入する紅白の干支の置物が妻のお目当て。妻はこの置物が、小振りで愛嬌のある表情をしているので気に入っている。向こう一年間、沖縄のおみやげで購入したシーサーと、娘が海外旅行で購入してくれたおみやげと一緒にテレビの前に「鎮座」することになる。
帰宅後、再度じっくりと年賀状に目をとおした。一人ひとりの表情を思い浮かべながら読みこんだ。
★元日の猫の欠伸のなまなまし 鷹羽狩行
★元日や手を洗ひをる夕ごころ 芥川龍之介
★賀状うづたかしかのひとよりは来ず 桂 信子
★年賀状妻と二人で覗き込む 菅原 涼
第3句、多分複雑な関係を背景とした人からの賀状、来ないとわかっていても心のどこかで心待ちにしているのであろう。なかなかに艶めかしさを感じたのだが‥。私にもこんな賀状が欲しいものである。第4句の世界とはまたとても遠い世界なのではないか。
帰宅後、再度じっくりと年賀状に目をとおした。一人ひとりの表情を思い浮かべながら読みこんだ。
★元日の猫の欠伸のなまなまし 鷹羽狩行
★元日や手を洗ひをる夕ごころ 芥川龍之介
★賀状うづたかしかのひとよりは来ず 桂 信子
★年賀状妻と二人で覗き込む 菅原 涼
第3句、多分複雑な関係を背景とした人からの賀状、来ないとわかっていても心のどこかで心待ちにしているのであろう。なかなかに艶めかしさを感じたのだが‥。私にもこんな賀状が欲しいものである。第4句の世界とはまたとても遠い世界なのではないか。