Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

横浜に帰着

2018年01月30日 23時50分22秒 | 山行・旅行・散策
 横浜の自宅に先ほど着いた。横浜の空気もまた冷たく、そして乾燥している。久慈市や八戸市で着ていたものよりも1枚少ない服装であるが、28日に横浜を発ったときよりも寒いのではないだろうか。
 明日の満月前の月がちょうど天頂近くにあったが、雲に隠れて微かにしかその姿が確認できなかった。
 妻の両親と兄の墓参を兼ねて、毎年仙台を訪れているが、今年は思い切って北リアス線に乗ってみたいとの妻のリクエストもあり、久慈・八戸まで足を伸ばした。東北といっても妻も私も南東北に住んだことはあるが、北東北にはこれまで住んだことはない。また、旅行や登山でも三陸海岸の北部はまったく訪れたことすらなかった。
 八戸では繁華街から八戸駅まで乗ったタクシーの運転手からは、「この季節に八戸に来る観光旅行の人はほとんどいないに等しい、とても珍しい」と「褒め」られてしまった。確かに海岸の景色を目の当たりにするには風が強く、寒すぎる。街中を歩くのも大変である。
 しかし私どもにも都合がある。夏には年寄り二人で旅行する機会がなかなかない。
 さて、八戸線の車内で、私ほどの年齢の男性がひとり、時刻表を片手にじっと座っていた。一人で鉄道旅を楽しんでいるのだろうか。だが、そのような旅はどうも私には向かない。私一人ならば、定点観測のようにせめて5日間くらい一つの地域に滞在するか、ひたすら三陸海岸を歩き続けるか、どちらかを選ぶと思う。しかし一人暮らしではないので、そのようなことはとてもできない。きっとそんなことをどこかで願いながら、そんな願いは実現することなく、歳を重ねるのが、人生だと思える。

 さて明日からまた普段の生活が始まる。

八戸駅発

2018年01月30日 18時47分05秒 | 山行・旅行・散策
八戸線の鮫駅で下車してウミネコの営巣で有名な蕪島まで寒風の中を歩いたが、社殿の火事で再来年までかけた再建中ということで島には入れなかった。ガッカリ。有人の休憩所でトイレ休憩をさせてもらって、鮫駅に戻り本八戸駅へ。ここでも八戸市美術館は解体中で見学できず。
有名な観光スポットといういくつかの横丁を歩いたが、16時前のためどこも開いておらず、またまたガッカリ。タクシーで八戸駅まで2000円少々。駅構内の店で日本酒2杯200CCと海鮮丼で早めの夕食。
お土産を購入して、ようやく新幹線に乗った。
蕪島、本八戸駅からの八戸の繁華街までの二つのコースの歩きですっかり体は冷えきってしまった。
タクシーの運転手のはなしでは、あの飲み屋は半分は営業をしていないとのこと。人口20数万であの数の飲み屋はまかなえるはずもないと断言していた。
寒い土地で、寒さはきびしい。

久慈琥珀博物館

2018年01月30日 13時22分35秒 | 山行・旅行・散策
久慈で琥珀博物館を見学。なかなか見ごたえのあるいい展示だったと私は感心。勉強になった。琥珀の誕生までの地質学的展示と、縄文前期から続縄文時代、そして古代にかけての流通に関する展示も、示唆に富んでいた。
古代蝦夷の世界と大和王権との拮抗、相互浸透・交流、侵略と抵抗という歴史も思い出させてくれる。円筒式土器も初めて実際に目にした。
これより八戸へ向かって、八戸線に乗車。