Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

インフルエンザの蔓延の原因は‥

2018年01月12日 23時24分32秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 二日の日に痛めて左足の脹脛は歩きはじめやウォーキング中に痛みを感じたり、違和感を感じることはなくなった。ただアキレス腱の少し上を抑えたり揉んだりすると痛みが少し残っている。夜寝るときには、太ももようの緩いサポーターで温めるようにしている。湿布薬は二日おきくらいに貼っている。このまま痛みがひいてくれるとありがたい。
 相変らず強い寒波で日本海側はひどい雪、関東地方にも冷たい乾燥した風が吹いている。雪は降らないのは助かるが、しかしこの乾燥した冷たい空気はつらい。
 夕方帰ってきたり、夜のウォーキングの後は嗽と手洗いと顔の前がんは欠かせないが、今秋からは夜目が覚めたときにも嗽をすることにした。空気が乾燥しているので喉がいがらっぽく感じる。だいたい2時に寝て5時ころに目が覚めて便所に行ってから嗽をする。そのあと白湯を1合ほど飲むことも励行するようにした。乾燥しているので水分補給のためと思っている。
 それでも本日電車の中で、「昨日までは39℃を超える熱があった」と大声で自慢げに話をしているサラリーマンがマスクもせずにまだ咳をしていた。何とも嫌な気分であった。インフルエンザの蔓延の原因は、こんな働き方、働かされ方が原因ではないのだろうか。


県立神奈川近代文学館

2018年01月12日 20時59分49秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 昨年から横浜の「港の見える丘公園」の奥にある県立神奈川近代文学館の友の会会員になっている。本日帰宅したら会員登録の継続通知と振込用紙が届いていた。年間2000円、企画展に無料で入場できる。継続する予定でいる。
 同時に3月17日~5月13日までの回帰で開催される「与謝野晶子」展の案内チラシと、関連する講演会などの案内が同封されていた。
 是非見に行きたいと思っている。


ゴッホ展の感想〈3〉

2018年01月12日 13時24分29秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 

「下草とキヅタのある木の幹」(1889年、ファン・ゴッホ美術館)ははじめ遠くから見て何が描いているのかわからなかったけれど、気になったので、人の間をすり抜けてようやく近くで作品の正面に立つことができた。
 描いているものの中心となる対象は何か初めはわからなかったが、ようやく木漏れ日の暖かみに気がついた。私の印象では、題名どおりに下草と木の幹に絡んだ蔦が主要なテーマと理解するには無理があるように思えた。
 遠景の広く日のあたる場所ではなく、近景の木漏れ日のチラチラする雰囲気は十分に伝わる。筆致が適しているのだなぁと感じた。同時に木漏れ日に着目してから木の幹を見ると幹と蔦の描写が丹念であることがやっとわかった。
 実は妻はこの絵が気に入っている。私は木漏れ日の描写と一番手前の樹の描写が気に入っている。このクローズアップがいいと思った。



 そんな気分で隣に掲げられている作品を見て、惹かれるものを感じた。この「下草とキヅタのある木の幹」(1890年、クレラー=ミュラー美術館)よりもこの「草むらの中の幹」はずっと明るい。その明るさよりも幹の描き方にどこかセザンヌ的な要素を感じた。
 ここでは樹木の蔭は強調されていないが、配色で工夫をしているのが感じられる。手前の二本の樹を大きくクローズアップしているのは確かに浮世絵の影響を受けたものなのであろう。しかしどぎつい強調の仕方ではなく、自然な描写に見える。
 浮世絵から得た構図上の影響を借り物・真似ではなく、身に着けたものなのかと感じた。