Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「現代の眼626」

2018年01月19日 22時13分25秒 | 読書


 昨日届いて本日の眼をとおしたのは「東京国立近代美術館ニュース『現代の眼』626」(2018年1-3月号)。
 収録された論考の内、
①「熊谷守一の初期の支援者たち」(石橋尚)、
②「横たわる守一」(沢山遼)
③「アートは『難民』を先入観から解放する」(保坂健二朗)
④「自然を愛でる-近代陶芸家・三者三葉-北大路魯山人・富本健吉・濱田庄司」(清水真砂)
⑤新しいコレクション「清宮質文《夕暮れの裏門》」(保坂健二朗)
⑥作品研究「文字通り《南風》を斜めから見る-和田三造の漂流」(桝田倫広)
の6編。

①から
「売るための絵を描かない事に関して、守一は実に徹底している。」
「支援したくなるような人柄もまた実力の内ということであるならば、これも画家の制作と生活のあり方をめぐる、ひとつの真実ではある。」

②から
「その芸術は距離の現実的な相対性や、世俗のさまざまな制約を含めた現在の重みを超えようとする強靭な意思に貫かれており、それは絵画それ自体に潜在する飛躍する力となって観る者を勇気づける。」
「近年熊谷解釈は大きく変化した。新たに浮かび上がったのは、視覚の特製を踏まえ、色や形、構図を徹底して考え抜く、いわばハードコアなモダニストとしての熊谷の姿であり、‥」(蔵屋美香)

③から
「ある人物に『国家』の名称がなにげなく冠された時点で、そこにふと『難民』の問題が浮かびあがってしまう可能性があるのが現在であるということを提起しているところにある。」

⑤から
「ガラス絵の魅力は色の透明感にあります。透明な厚みのある物質の向こう側に色が重なるガラス絵では、絵の表面のテクスチャーはほとんど感じられません。その結果、イメージから物質感が除去されて、色が光のように透明に感じられるわけです。」
「彼はガラス絵において色を輪郭から解き放つことに関心があったと推測できます。そして、様々な事物の輪郭線が溶けるのは、「誰そ彼(黄昏)」の時空の中でなければならなかったのでは。」



スマホの電池の寿命

2018年01月19日 20時55分04秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日の作業はとりあえず終了。明日の夜の会議のために資料の加筆・補正を夕方までに若干行えば、資料作りは終わる。とりあえずホッとしている。

 スマホは購入してからまだ10カ月しかたっていないが、内臓電池の持ちが悪くなり出した。購入したての頃は一回の満充電で1日と12時間以上使えるとの表示が出ていた。今は1日と4時間使えるとの表示になっている。電池の性能表示を行うと、電池の充電能力は良好(80%以上)と表示される。確かに表示時間からすればまだ80%以上はある。
 しかし実際にはメールを見たり、時々ニュースを見、そしてツィッターの画面などを表示すると20時間がやっとである。
 そろそろ買い換えないといけないとなるとぞっとする。電池の交換はできないという。これは少しあらためてほしいと思う。このようになったのは何か原因があるのだろうが、ショップで聞いても説明は返ってこない。
 そしてもう少し電池の寿命が伸びて欲しい。私の使い方が乱暴なのだろうか
 

寒いが湿度が高い

2018年01月19日 11時48分32秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 横浜では、昨日よりは気温がかなり低くなったようだ。相変らず雲が空を厚く覆っている。10時現在で8.9℃。昨日までが温かだったので、寒く感じる。空気はそれほど乾燥していない。湿度が10時で44パーセントある。このまま湿度が推移すると、インフルエンザが収束してくれそうだが、甘い期待であろう。インフルエンザに罹ったらどうしようという不安感がある。

 明日の会議の資料作り、ほぼ出来上がった。お昼までにはでき上がる。あとは印刷原本を作って終了。しかし書類の整理が若干の凝っている。これは夜までに終わらせれば何とかなる。