朝7時から始めた雪掻きは朝食休憩とティータイムの2回の休憩をはさんで先ほど引き上げた。休憩後の作業時間はだんだん短くなり、最後は30分で息が切れて退散。歳を感じた。
昨晩友人がツィッターで「腰に負担のかからない雪掻きの方法」の動画を紹介してくれた。(
https://9post.tv/30044)
不思議なもので、長年仕事でこなしているといつの間にかこのように作業をしていたことがわかる。
しかしこれを実践しても、草臥れることは草臥れる。やはり歳には抗えない。
関東地方の雪は南岸低気圧の通過に伴うものなので、基本的には雪があがれば、暖かい空気が流れ込み、そして太陽が顔を出す。その特性を利用した雪掻きが必要である。太陽が昇るくらいから始めるのが効率的。また、体力に合わせてゆっくりと雪掻きをすることを忘れずに。
1.雪掻きは歩行者のための作業。そしてまずは1本の線から始める
① スコップは先の平らな「角(かく)スコ」を用意。雪掻き用の合成樹脂のスコップでも可。
② 雪が降りやんだのを確認してから雪掻きを始める。
③ 最初に雪掻きをする時は、まずはスコップの幅で道路の端に近い部分を真っ直ぐに目安となるところまで筋をつける。
④ 筋の方向にスコップを入れ、左右に雪をどかせて進むと楽。腰はスコップを動かすたびに伸ばした方が結果的には楽。
⑤ 体力や時間に余裕がある場合は道路の反対側にもう1本筋をつけ④を繰り返して終了。
・アスファルトは濡れると黒くなり、太陽の熱を吸収するので、1本のほそい道があるだけでそこが自然に広がっていきます。融けた雪は水となって周囲を雪を融かしていきます。
2.階段部分の雪掻き
①手摺りのある側にスコップ1本分の筋を一段一段つける。この歳、手摺りに積った雪も落す。
②ゆとりのある場合に反対側にも同じように雪掻きをする。
・アスファルトと違いセメントコンクリートはあまり黒くもないし、太陽が当たっても暖まりにくいので、凍って滑りやすい。そのために手摺りのある側に道をつけないと歩きにくく危険。
3.車道との交差部分
①車道の側溝の下流側の雨水桝を探す。
②歩車道の交差部分から側溝に沿って雪を排除し、自然排水を促す。
③みぞれ上になった雪をスコップで雨水桝に流し込み。
・雪は融けだした時、みぞれ状態になると水が溜まってなかなか除雪が出来ず、再び夜になると凍って危険。
・この排水がスムーズにできれば後の除雪が大いに楽になる。
4.太陽が高く上がり、暖かくなったら、1本の筋、2本の筋を広げる。