Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

春の空には春の雲

2018年03月10日 23時01分39秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 ようやく帰宅。明日は退職者会の泊り込みの会議。朝から千葉方面に出かけ、1泊の予定となっている。朝寝坊の私が、早朝にきちんと起きられるか心配である。

★春の雲人に行方を聴くごとし    飯田龍太
★春空に身一つ容るゝだけの塔    中村草田男


 2句ともいかにも春らしい句だと思う。蜘蛛の擬人化なのか、人が雲にたとえられているのか、その判然としないところがいい。そして「身一つ」という表現が春と呼応している。「身二つ」ならばどう考えても春には相応しくない。

人が人であることとは・・・

2018年03月10日 19時02分24秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
久しぶりに伊勢佐木長者町を歩き3丁目・2丁目で古書店を覗いて回った。中公文庫と岩波文庫で長編小説2編5冊をそれぞれ600円、800円で購入。共に新品同様で綺麗だったので値切らなかった。最近は新刊書店同様、否それ以上に古書店がどんどん減っているので、値切りはあまりに気が引ける。

書店や図書館の中で本に囲まれる至福の時間は何事にも変えることはできない。

「知への軽蔑」以上に「知の否定」に邁進する風潮が、読書を通した知への否定的攻撃、強いては考えることそのものの否定に繋がっていることに暗澹たる思いがつのる。
人間が人間であることそのものが、否定されていないか。
戦前、そんな風潮でも「知」や「本」へのあくなき欲求があったと高見順の戦中日記に記載されていた。そこに希望を見いだすしかないのだろうか。

お疲れ

2018年03月10日 17時21分21秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
本日は朝10時前から打ち合わせと会議があり、慌ただしかった。会議の前に一万歩は歩くつもりで、自宅から関内駅までウオーキング。
はじめは寒いくらいだったが、最後は汗だく。こんなに朝早くから体を動かしたのは久しぶりである。