Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

閲覧数が300万を超えた

2018年03月21日 22時34分03秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 このブログのトータル閲覧数が300万を超えた。閲覧にきてもらっている皆さんに心よりお礼申し上げます。先日トータルの訪問者数が60万を超えたばかり。このトータル閲覧数というものの定義が今ひとつ納得できないものの、数値を知見あげてきたことは素直に喜ぶこととしたい。

 これからもこのブログ、よろしくお願い申し上げます。

とても寒い一日

2018年03月21日 20時59分24秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日はとても寒い日であった。代々木公園の出口にあった温度表示では15時過ぎで1℃であった。春分の日に1℃というのは滅多にないことだと思う。代々木公園の咲き始めた桜も凍えていたと思われる。
 デモが中止になって集会終了後は18時過ぎまで渋谷で安く飲み会。東横線で横浜まで戻ったが、危なく横浜駅を乗り過ごすところであった。40分ほど強い雨の中を歩いて帰宅したが、途中雪があちこちで残っていた。夜も降るようならば、明け方の通勤に大きな影響が出たかも知れないが、とりあえず回避できた。
 そろそろ就寝。

横浜は雪が多めの霙

2018年03月21日 11時49分01秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
横浜の我が家の周りでは、9時過ぎたあたりから雨に雪が混じり始め、10時過ぎには大粒の雪が雨よりも目立つようになった。暖かい陽気に慣れ始めた身には寒さに体がびっくり。

本日は退職者の呼び掛けで、代々木公園に。昼前に横浜駅集合。いつものことながら、30分以上前に集合する人もいて、役員は早めの集合。退職者会時間、高齢者時間とも云うらしい。「定刻10分前」主義の私は、慣れるまで2年はかかった。

代々木公園の集会とデモのあと、官邸前・国会周辺に行きたいという強者も多数いて、エネルギッシュで賑やかな20名の集団である。

菊名駅近辺ではスッカリ雪化粧。本日は積もるかもしれない。

「ルネ・マグリットの世界」(澁澤龍彦)から

2018年03月21日 10時09分37秒 | 読書
 ルネ・マグリットの作品はどうにもわからないというのが私の思いだが、そうであっても何故が忘れられない。それは何か、といつもふと思い浮かべる。何の脈絡もなく、日常生活を送っているときに、意識の底から、というよりも無意識の領域からフツと湧いてくる。
 澁澤龍彦の「幻想の彼方へ」(河出文庫)を読んでも、今ひとつ私には理解できない。私には澁澤龍彦も悪戦苦闘しているように思えた。

「(マグリットの)世界の本質的な性格として、冷たさ、反復、沈黙、無時間性、無意味といった点が数えられるだろう。総じて運動の感覚、ダイナミズムが欠如しており、どこからどこまで徹底的にスタティックな世界なのだ。」
「象徴や神話のような絶対的なものを、マグリットはその画面から注意深く排除する。朱里レアリストとしては例外的な存在で、彼はフロイトやユングの敵なのである。精神分析学者の分析を不可能にするようなイメージを、彼はわざわざ選んでいる」
「今日、マグリットの絵が一部にもてはやされているという事実の深い原因には、この彼の自然との親近ということもあるのではなかろうか、と私はひそかに想像する。」
「マグリットが六十五年の生涯において実現したのは、一種の文学的絵画、一種の哲学的絵画ではなかったろうか‥。今後ますます深まるであろう世紀末的な危機の時代における、新たな絵画のすすむべき方向を暗示している‥。」