Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「快楽の園」に悪戦苦闘

2018年03月16日 23時11分58秒 | 読書
 資料作りの作業を終了してから、「『快楽の園』を読む-ヒエロニムス・ボスの図像学」(神原正明、講談社学術文庫)を読んでいる。本日ようやく最後まで読み終わりそうである。ずいぶん時間がかかってしまった。
 私の期待した内容とは違って、論理的な推論ではなく、さまざまな解釈のいわれが列挙されている。そのいわれの紹介である。矛盾するものも、あまりに飛躍的過ぎるようなものも、著者の眼につく限り列挙しつくそうとするようだ。
 このヒエロニムス・ボスの描いた作品の図像学的解釈は、未だ未確定でさまざまに解釈されているということの水準が理解できる。日本の現代の言葉でいえば、ダジャレのような当時のさまざまな言語のごろ合わせ的な解釈から、聖書学的な解釈などなど等価に、並べられている。悪く言えば「わたしにとってはこれと思う」という自己主張は後ろに隠れてしまっている。
 もっとも確定していないからこそ、このような書物が存在するのであろう。一筋縄では「わかった」ことにはならないヒエロニムス・ボス、あるいは当時の「絵画」の位相がある。
 時々ウトウトとしてしまうのは、私の理解力の貧困ということで許してもらおう。



再びストーブの出番

2018年03月16日 21時22分38秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日の作業は終了。取りあえず資料の全体の8割方は終了。明日前回の会議の議事録を作成し、本日作った資料の文言の一部訂正を行えば、原本はできる。会議の30分前に人数分コピーすれば出来上がる。
 本日の横浜は霧雨のような細かい雨が降ったり止んだりを繰り返した。14時過ぎにはわずか15分ほどでみるみる空が暗くなり、電気を点けなければ新聞も読めないほどになった。そして降り始めた。いったんは止んだもののふたたび少し降り始めた。そして気温がどんどん下がっているようだ。夕食前からストーブを点けている。
 夜のウォーキングはこの雨では中止。最近かなり歩いているので、足休めにちょうど良い。


頭の中も、パソコン周りも混乱

2018年03月16日 14時33分42秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は一日明後日の団地の管理組合の会議のための資料作り。年度末なので決算と予算関連であわただしい。パソコンの周りは一年間の資料の山、収集がつかなくなって来た。頭の中も混乱している。ここら辺で一息入れないと、まずいようだ。だんだん愚痴が多くなってきた。ちょいと危険な兆候‥。

 これからウォーキングがてら横浜駅まで行ってみることにした。

 朝から小雨が降ったり止んだり。どうもすっきりしない天気である。そしてこれから夜にかけて寒くなるらしい。