Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

きな臭くなってしまった

2019年08月02日 10時52分06秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 どんどんきな臭くなる政治と社会、違和感ばかりが募る時代である。「「ホワイト国」から韓国を除外」とのニュース。隣の人を見下すことしかできず、事前すり合わせする努力すら放棄し、隣の国とすら満足に付き合えない政党ともはや「政治家」といえない人間に政権を担わせている日本という社会、この絶望的状況にどう向き合うのか。すくなくとも北朝鮮との拉致問題の解決はこれを機に一気に遠のいた。満足に二つの隣国とすら向き合うことができないのである。しかも後は米国の仲裁を待つという、三つ四つの子どもの喧嘩の仕方と同じである。当事者能力のない外交である。

 この50年、社会の進み方、面白い・深化していると思ったことも多いが、少なからず絶望してきたこともある。その「少なからず」の部分が一挙に肥大化している。
 「変えること」の出来ない苛立ちが、多くの「ニヒリズム」と「斜にかまえた」姿勢を醸成してきた。同時に「えげつない」自己主張が大手を振っている。これは根は同じところにあると思える。

 そんなことを思いながら、「さて、処方箋はいづこ」と懇切丁寧に説明する方途を探りながらも、そんなことがもどかしい、という思いとが、交錯する。

 朝から精神衛生上とてもよくない。