Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

本日は血圧が少し不安定

2019年08月04日 21時40分43秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 先日仙台で脳梗塞で入院した友人はだいぶ回復し、重症の患者用の部屋から一般の部屋に移るという連絡が入った、まずは一安心である。

 この情報を友人にメールで送信するのが、今晩のまず大切な仕事である。

 本日は朝の血圧が少々高め、いつもの降圧剤を半分服用。30分後にはおさまった。明日・明後日は午前中から所用がある。明後日は久しぶりに退職者会の打合せ。

 朝から暑いが、家に籠っているよりはいい。これよりごく短時間のウォーキング。


きな臭くなった 3

2019年08月04日 19時49分48秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 今回の愛知トリエンナーレの電話等の妨害・脅迫について、愛知県警や名古屋市当局・名古屋市長がどのような対応をしたのか、またしようとしているのか、明らかにしてほしいものである。
 海外でテロが発生したり、日本国籍の人が誘拐されたら、「テロリストの脅しには屈しない!」と表明したのだから、今回の愛知トリエンナーレへの脅迫行為に対し、政府や警察、名古屋市は同じ態度を取るべきだ、と思うのは私だけだろうか。
 美術展の展示が気に入らないと、脅迫を行なえば中止にさせられるという前例としてはならない。

 NHKの19時のニュースはアメリカの銃乱射事件を、移民へ向けられた銃口であること、トランプ当選以来、このようなヘイトが増加していることを告げている。まずは日本での理不尽なテロ予告を伝えるべきだ、という感想と同時に、好意的に解釈すると日本の事態を報道できずに日本のことを逆照射するためにアメリカのニュースを最初に取り上げたのか、などと思ったりした。
 いづれにしろ、NHKもわれわれに同情されるようでは危機的である。


緊急地震速報、宮城・福島県で震度5弱

2019年08月04日 19時44分27秒 | 天気と自然災害

 

 緊急地震速報、宮城・福島県で震度5弱を観測したとのこと。津波は無いとの報道である。横浜市域では震度3であったが、長く、するどく小刻みに揺れた。

 震度5弱というと家屋被害もありそうである。

 気象庁の発表は、次のとおり。
        【⇒http://www.jma.go.jp/jp/quake/2/20190804102810395-04192311.html
「4日19時23分ころ、地震がありました。震源地は、福島県沖(北緯37.7度、東経141.7度)で、震源の深さは約50km、地震の規模(マグニチュード)は6.2と推定されます」。
 震度5弱は、宮城県石巻市桃生町、亘理町、福島県双葉町の3か所。

 8年前の地震の余震がまだ続いているということなのであろう。

 


きな臭くなった 2

2019年08月04日 13時57分34秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 韓国への政府の対応、そして愛知トリエンナーレの展示中止に至る脅迫行為と、政治家の関与と警察の不対応、きな臭くなっただけでなく、とうとう一線を大きく踏み越え、このままでは後戻りの極めて難しい地平に日本の政治と社会は踏み込んでしまった、と私は強く懸念する。

 これまでかろうじて保たれてきた生存権などの基本的人権が、他者の生存や人格を否定するヘイトスピーチで踏みにじられ、その上こんどは、かろうじて保たれてきた「表現の自由」が市長や政党の責任者の関与によって勢いづき悪乗りした脅迫行為によって踏みにじられてしまった。政治家や行政が対処しなくてはいけないのは脅迫行為の取り締まりと予防である。今回の事態、市長の責任は重大である。

 政治的意見は違っても権力からの「表現の自由」は守る、という最低限度の見識も、規範も気概も、現在の政権・与党やそこに擦り寄る政治家は持ち合わせていないことが、世界に宣せられたと思う。政権・与党の政治家は結局は、擦り寄ってくる人しか守らないのである。擦り寄ってくる人だけに「利益」を与える、という政治のなれの果てが今回の事態を助長している。

 他国の。特にヨーロッパの政治家が基本的人権の擁護に政治生命をかけて発信してきた規範が、戦後の日本の為政者には骨肉化されていなかった証なのであろう。まさに戦後民主主義の虚妄が暴かれた。実に情けなくも悲しい現実である。

 日本は古代から常に、外交で大きな失態を演じてきて、そして何も学んで来なかった。歴史的に確認されている白村江の敗北、秀吉の朝鮮出兵、近代日本の朝鮮支配と中国・アジア侵攻、国内での多民族抑圧、弱者への限りない抑圧‥。

 もう一度いう。もはや簡単には後戻りのできない負の地平に踏み込んでいる。これを元の地平に戻すのは、極めて大きなエネルギーが必要である。経済も縮小方向、大学も利権に擦り寄りブラック企業化していては学術も世界の先端から取り残されかけているといわれ、政治理念も喪失し、文化発信も唯我独尊では普遍性を無くし、政治は孤立し、社会全体か活力を失っていく。
 このまま進めば先の見えない奈落、もとに戻すには大きなリスクと膨大に費やさなくてはならないエネルギーがいる。しかし元に戻さなくては、社会の活力も、経済の活性化も回復できない、少子高齢化の進行も止めることはできない。

 こんな私もどっこいまだ生きている。静かに引退するわけにはいかなくなった。わたしの持ち場で、どんなに憎まれても世に蔓延るしかない。そんな思いをあらたにした。