Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

冬満月

2019年11月11日 23時26分55秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 夜のウォーキングはごく軽く20分ほど。雨で路面が濡れているので滑り易くなっており、用心した。運動靴も新しい上に、メガネが伸張したばかりでまだ慣れていない。そして12日間ずっとかなりの歩数を歩き続けたので、少し休むことも必要であろう。本日はいつもの半分の歩数でとどめた。

 本日は十五夜の月、満月は明日。しかし雨上がりの空には雲もなく、月が夜の空に貼りついたように見えた。メガネも新調し、月もことのほか美しく見えた。雲がないので見え方は単調で雲による変化もなかった。面白味がないと言えばその通りだが、それでも月は見えた方がずっといい。

★冬満月からくり人形眼をひらく     雨村敏子
★磔刑の冬満月の出副都心        福嶋千代子

 第1句、満月の夜にからくり人形がカッと目を見開いた一瞬。実際に目をひらいたのではないだろう。想像の句であるとおもう。満月に対してからくり人形が自己主張するかのように、目をひらく。
 あるいは実際に演技の途中なのか、無人の倉庫の中の出来事か、という解釈もある。だが私は作者の脳内のドラマ、想像の句と思いたい。
 いづれにしろある一瞬からくり人形に人間の生が吹き込まれたのであろう。開かれた目はカっと生がみなぎり、作者に迫る力が強烈だったと思われる。

 第2句、冬の夜の満月は、太平洋岸では秋よりも空気が乾燥し、そして雲も少ない。薄くのっぺらぼうのような丸い金貨が濃い藍色の空に張り付いている。磔にされたもののように。都心の高層ビルや高層のマンションの間から見る月は、ひらけた土地や山で見るよりも寂しく、そして存在感が軽い。だが、見せしめの磔刑あるいはキリストの磔刑となると、その存在は重い。見せしめの磔刑だとしても罪人とされた人間のどろどろとした個人史が控えている。都心の薄っぺらに見える月にも、人類が古代から見ていた歴史が張り付いていると思うと、それは薄っぺらには見えない。

 


雷注意報と竜巻注意情報

2019年11月11日 18時40分52秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 16時から18時までの2時間ほどの雨。レーター雨量計で見ると一時は雷もなり、最大で時間雨量20ミリの雨であった。私の勝手な予報はハズレて、天気予報どおりだった。これで雨の区域は通り過ぎたと思われる。雷注意報は継続しているが、神奈川県内に出ていた竜巻注意情報は18時20分以降更新されていないので解除されたようだ。

 横浜駅で運動靴を購入したばかりなのに、この雨で濡れてしまうのは悲しい。やむなくバスにて帰宅。バス停で降りるとほとんど上がっていた。

 一昨日購入したマウスは、これまでのカッター用のシート(百円ショップにて購入)では滑り過ぎるので、やむなく940円かけてマウスパッドも購入。結局合計で3140円もかかってしまった。
 マウスは大きなものが好きなのだが、3ボタンのものは特大のものは滅多に見かけない。見つけても高価である。

 どうも私の嗜好と世の中の好みの動向にはいつもズレがあり、それが大きい。購入し続けたいものはすぐに品切れか、希少価値になってしまう。  


信号待ち

2019年11月11日 10時54分23秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 運動靴の購入が本日の主な予定。新しいメガネに慣れることも重要。曇り空であるがところどころ青空もあり、薄日がさしている。夕方までの降水確率は20%、雷注意報が出ている。
 雨が降ったとしてもそれほどの強い雨ではないと、勝手に決めつけることにした。携帯用に小さな傘は持参している。

 昨晩夜のウォーキングをしていたとき、深夜なのでほ車の往来は少なくなったバス通りの交差点で信号待ちをしていた。バス通りの横断側の歩行者信号が青の点滅になったので、10秒もしないでこちら側の歩行者信号も青に変わる。ところが立ちどまった瞬間、右後から乗用車が走ってきて。私の目の前を左折していった。初めは何が起きたか分からなかった。
 明らかに信号無視の左折車であった。信号待ちの私の目の前をさせつしていくという信号無視はなかなかお目にかかれない。多分信号無視の常習者なのだろうと思った。一瞬で車の哭くバーを見ることは出来なかった。
 よく事故のときに相手のナンバーを覚えておこう、というがとっさのときにはとてもではないが、ナンバーを見ることなどできない。視界に入ったとしてもナンバーを認識したり、記憶することは困難であると思われる。

 最近、視力が弱くなり苦労をしている。また70歳に近くなり体もとっさには動かない。膝が痛くてジョギングもしていない。ということで ・交差点では必ず信号待ち、それも歩車道の境目から1mは後ろに下がる。

・車道の横断は交差点の横断歩道を使う。
・首ではなくて腰を回して右・左・右の確認。(首が右に回らないのが悲しい)
・青信号になっても右・左の確認。
・歩車道の区別のある歩道を、しかも民地側を歩く。
・歩行者用信号は点滅したら渡らない。
・点字ブロックの上では立ちどまらない。

を励行している。それでも車と自転車は怖い。

 これをしていると気分的にゆとりができる。そして小学生とは信号待ちで仲良く会話ができる。これも楽しい。こんな自分の姿を想像するとずいぶん歳をとったなぁと思う。