Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

原稿を依頼されていた

2019年11月26日 21時47分20秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 原稿を1本依頼されていたのすっかり失念していた。締め切りは28日中であった。いつもは原稿を依頼ばかりしているが、今回は依頼されていた。立場が反対なのである。危なく催促をされるところであった。
 自分のつくる冊子の校正に気を取られ過ぎていた。本日中に作り上げて、他の役員の了承を得てから、原稿の内容を確定しで送信することになる。

 本日、講座が終了した15時半過ぎ、会場を出ると外の風が冷たく感じた。今のところ正午過ぎの79℃が最低気温として表示されている。これでも平年気温よりも0.3℃高いそうである。
 頬にあたる風が冷たくて私には心地よかった。ようやく晩春の趣き、師走の気温になったと思う。

 いつもより少し早めだが、これから夜のウォーキング。帰宅後寝るまでに原稿を透き上げたい。

 


帰化人・渡来人‥

2019年11月26日 20時07分14秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 本日の田中史生早稲田大学教授の講座「帰化人・渡来人論争と『日本人』」と大変興味深く聴いた。

 明治期の不平等条約改正にかかわる井上哲次郎の「内地雑居論」、田口卯吉の「居留地制度ト内地雑居」からはじまり、韓国併合の過程で喜田貞吉の朝鮮人同化論、早稲田大学総長時代の大隈重信の朝鮮人同化論、戦後の関晃の「帰化人」論、マルクス主義史観のもとでの石母田正などの動向、そして1960年代の上だ正昭「帰化人」論、金達寿の渡来人論などを紹介された。

 これらの動向を踏まえ、また日本書紀、古事記、風土記の表記の違いを精査した上で、「異動者としての渡来人」という提起をされた。
・渡来人を古代の「倭」「日本」への移動者として定義。
・移動する身体としての渡来人、その身体を定着させた渡来系移住民、移動する文化としての渡来文化、渡来文化を継承し渡来人を祖とする渡来系氏族を、区別して論ずるべきである。
・ある段階に登場した「帰化」の特質や意義を歴史的に捉える。 などの結論が延べられた。

 帰化人・渡来人論争が、「日本人とは何か」と切り離せないところで論じられてきたことも問題点として指摘されていた。

 配布された資料を読みこみながら復習をしてみたいと思わせてくれる講演であったと思う。

 私の帰化人・渡来人という言葉への違和など、私の素人ながらのおぼろげながらの問題意識に触れた思いがした。


薄着が一番

2019年11月26日 11時14分25秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 1時間ほど前から1ミリ程度の雨の区域が横浜市域の北部に停滞しながらその範囲を広げている。最低気温は平年に近い8.7℃とのこと。
 昼過ぎに出かける予定である。それまでには雨は上がってほしい。最高気温の予想は11℃、昨日よりも10℃も低い。実際よりも気温が低く感じてしまう。



 本日の講座は「古代史セミナー9月講座」の最終日。
 田中史生早稲田大学教授の「帰化人・渡来人論争と『日本人』」。現代社会で「帰化人」というのは違和感満載の言葉であるが、では「渡来人」という言葉もまたどこかしっくりこない。
 そんな思いを持ちながら受講する。

 寒く感じるので、着るものを厚手にして外出すると出ると、こんどは地下街や電車の中で熱い思いをする。いちいち脱着しても手に持つのが面倒。移動時にリュックに突っ込んでも重くなる。
 結局、薄着が一番出かけるのには適している。ただし風邪をひいたり、体調を崩すデメリットも大きい。真似をされると困る。