本日は読書をしても上の空のようなので、早めにウォーキングに出かけた。満月が美しい。雲が空全体の7割は占めている。その間を縫うように月が進んでいくようだ。むろん雲が移動しているのはわかっているが、月が移動している、というほうが当たっている、と表現したくなるものである。
月が明るすぎるのと、雲が多いために星はほとんど見えない。雲の向こうに見える月というのは見ていても飽きない。寒かったが近くの小さな公園のベンチに座って10分ほど月を見上げていた。何も考えずに見ていた。
寒い中、一人で月を見る心境は、これまでも決して前向きで健康的な心境のときではなかった。心が折れかかっているときに見上げた月を思い出した。
ということで本日は終了。