坂田一男展の感想をつくり始めた。まだ画像を取り込む段階で、視点も定まらない。抽象画というのは言葉で感想を述べるのは私にとってはとても難しい。感覚的に轢かれる、面白かった、で終わってしまうことが多い。もともと「言葉」を拒否したところから絵画はあるし、とりわけ抽象画というのはそういうものなのだとあきらめている。
例えばミロやカンディンスキーやクレーの作品を言葉で解説しても、作品の構成や見た目をなぞるだけの言葉しか有効ではないと思う。「さびしい画面」だとか「沈鬱」だとか「明るい空気」「踊るような画面」「リズムのある色の配置」等々、どれもむなしい言葉でしかない。
ということで今晩はアップすることは出来ず、明日以降になってしまった。