とても疲れた一日であった。体力を使ったわけではないが、見慣れないテレビを２件の家電量販店で値段を見比べ、店員に外付けハードディスクの選び方や、ＤＶＤプレーヤーの機器の特徴などを聞いて回った。
ひとりでパンフレットをじっくりと見ればいいのだが、テレビそのものに対してあまり執着がなく、知識もない上に、妻と親の質問を店員に通訳するうちに自分のあたまも混乱してきた。
自分のパソコンや周辺機器を購入するようにはいかないものである。逆に考えれば、説明する立場の店員の苦労がわかるような気がする。同情もしてしまう。
ということで、夜のウォーキングも短時間で終了。これにて就寝。
明日は夜に私が則していた労働組合の「新春のつどい」に退職者の仲間１０人ほどと参加する予定。
いろいろ悩んだけれど結局親の住居に納めるテレビ、我が家のテレビ、ともに４Ｋ対応のものを購入した。
親の住居のテレビは限界まで使って画面の７割しか見ることが出来ないので、やむを得なかった。我が家のテレビもリモコンだけでなく、本体の電源スィッチ、ボリュームボタンも反応が鈍くなっているので、操作が面倒になっていた。まあ致し方ない選択だったかと思うことにした。
我が家に納めるテレビ用には外付けハードディスクとＤＶＤプレイヤーをポイントで別途購入。
テレビを陳列しているコーナーは展示しているテレビ全部が最大の明るさで同時に同じ画面を表示しており、光の圧迫感がものすごい。妻は本日で２回目、私は３回目、慣れるどころかわずか３０分ほどで私も妻も頭が重くなり、説明を聞くのもつらくなった。やっとのことで支払手続きを済ませ、ようやく家電量販店をあとにすることが出来た。
納品は月末になるとのこと。果たして「購入」という選択がよかったのか、無駄だったのか、どういうことになるのであろうか。
本日は成人式とのこと。私も妻も成人式には出ていない。娘も出席はしていなかったと思う。私はあのような着飾った場面というのは好きになれない。もともとお祭り騒ぎには近寄りたくないのである。
娘がどういう経過で出席しなかったのか、以前に聞いてみたがその理由は明確には行っていなかった。もともと成人式、ということにこだわりがなかったのかもしれない。
私は学生の頃、ちょうどバリケード封鎖に突入した直後だったと思う。仙台の川内キャンパスの近くの会場で仙台市の成人式展が行われていた。
ちょうど食料の買出しに出かけてそのそばをとおったとき、赤子を抱いて式場から出て来た振り袖姿の晴れやかな女性一人と数人の友人たちがとても眩しかったと思った。と同時に、もう母親として振る舞っているすがたにたじろいだ。私達の運動がこの母親には届かないと思った。
むろん接点がもともとないのだから致し方ないのであるが、学生運動と社会的な運動の差を自分の運動にこれから生涯取り組んでいきたいという決意も生まれた。
毎年そんなことをあらためて思い出す。同時に成人式、そんなに必要な「儀式」なのかという思いが強い。
