Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

4K‥必要なのか、と思いつつ‥

2020年01月12日 23時17分17秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日は妻とテレビの下見。テレビが昔に比べとても大きくなっていることにあらためて驚いている。10畳用に60インチという表示になっている。部屋の壁の中で極めて大きな割合を占め、本箱や洋服ダンス、テーブルを除くと最大の調度品かもしれない。部屋の中で圧倒されそうである。
 画面までの距離を確保することも満足にできない。目には極めて悪そうである。4K対応は40インチ以上しかない。

 オリンピックを見るためとか、見たいなどとはさらさら思わない。親のテレビも私どものテレビも寿命で買換えの時期であることと、団地の強要工事で4K対応になったのでせっかくだからという消極的な理由で4K対応とすることにしただけである。

 しかし今の場所ではおさまらない。人間の動線を遮ってしまう。テレビの位置を変えないとまずい。食卓テーブル、室内用の鉢植え棚等々の移動も考えなくてはいけなくなった。
 親の住む住居では部屋の模様替えは必要ないことがわかり、ホッとしている。

 親の意向もあり、明日夕方購入しに家電量販店に3人で訪れることにした。購入するか否か、の最終判断となる。

 何か、余分な出費を強要されたような気分が抜けない。

 


寒の雨

2020年01月12日 18時29分07秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 16時半近くに横浜駅の地下街から地上に出ると路面が濡れていた。水溜まりもあり、それなりの雨が降ったのだろう。レインアイよこはまを見ると、15時から16時過ぎまで5ミリ程度の雨が降り続いたようだ。私が外に出たときは雨は上がっていたものの、歩道橋の下や沿道沿いの看板の下を通ると滴が落ちてきた。
 時雨はもともとは冬のはじめのとおり雨のこと、しかも京都など山がちの地形での現象をさしていたという。しかし都会での通り雨でも時雨というようになったという。本日の雨も時雨といっていいのだろうか。しかし時雨というにはあまり寒さを感じない。今年のように冬らしい乾燥した季節風にさらされることの少ない年では、冬のはじめの時雨のイメージのないまま寒の入りになってしまった。寒の時節に降る雨だから「冬の雨」「寒の雨」といった方がいいのだろうか。それにしては雪に変わるかもしれないような冷たい雨ではない。
 西の空は雲が暮れており、「もう降らない」と決めつけて家まで歩いた。さいわい予報どおり。西の空は家に着くころにはさらに雲が無くなり、明日の晴れを予感した。
 歩いて帰る途中で、缶チューハイを4本ほど購入。重かったがお酒については重いとは思わない。これが自分でも不思議である。日本酒は持ち合わせがなく購入しなかった。

★足もとの草に音して寒の雨       柴崎七重
★道あるがごとくにしぐれ去りにけり   鷹羽狩行

 


実千両

2020年01月12日 11時36分52秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 一時太陽が顔を出したが、すぐに隠れてしまった。再び顔を出すような雲ではない。これほどまでに雲の多い冬の空は記憶にはない。

 時々戸建ての家の庭の片隅に千両の赤い実が目を惹きつける。常緑樹の緑の葉に小さな赤い実が映えて美しい。冬枯れの庭の数少ない色彩を添えて目立つ。しかし赤い実は花ではないために強い自己主張はちがちがう。どちらかというと静的なたたずまいの印象を持つ。
 しかし次の二句はこの実千両に動きを添えている。



★山より日ほとばしりきぬ実千両     永田耕一郎
★いくたびも病みいくたび癒えき実千両  石田波郷

 第1句、低い太陽の光線による影はあっという間にこちらに迫ってくる。まさに「ほとばしる」ように進んでくる。そして眩しい。この冬の太陽の光線がセンリョウの赤い実を照らす。この太陽の「ほとばしり」を受けとめてセンリョウ自身も光に共鳴し振動する。

 第2句、病み、癒えを長い周期で繰り返す。そのサイクルの中でしみじみと赤い実千両を認識したのであろう。退院が冬なのか、入院が冬だったのかは不明である。しかしその様が希望と安堵の赤に見えたのであろう。静かなたたずまいのセンリョウが時間を超えて目の前に再生する。過去と現在を行き来している。
 

 


テレビ買換え

2020年01月12日 02時13分41秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 日付が変わる前に帰宅したもののパソコンの前で寝てしまっていた。
 イタリアンの店でハイボールを5杯ほど飲んだ。横浜駅より住んでいる団地まで歩いているうちに酔いが回ってきた。約4千歩では酔いはさめない。
 目が覚めてからぬるめのお風呂に浸かった。実に気持ちがいい。

 風呂桶の中で溺れる事故が多いということを聞き、私はいつも風呂の蓋を湯船の縁に置いてある。こうすると寝てしまっても、顔がお風呂のお湯につかないように用心している。風呂の保温にも役に立つ。

 もう日付が変わったので、本日、という表現にするが、テレビの買換えのために横浜駅の家電量販店まで妻と下見にいく。親の家のテレビはすでに画面に縦線がたくさん出てきて70%しか映らない。
 我が家のテレビも12年目、たまに使う録画機能が使えなくなっている。