今年もこのブログにお付き合いいただきありがとうございました。最近は日記風の、しかも愚痴が多くなってしまっている当ブログですが、ご容赦願います。
コロナ禍で多くの美術館等が「事前予約制」となったことが、私を出不精にしてしまった感があります。コロナ禍は多くの人の行動パターンに大きな爪痕、傷跡を残したといえます。
美術館や博物館というところは、わがままな私は思いついたときに、興が乗ったときにフラッと訪れたいもの。70歳となり頭が硬くなった今は、いっそう「見たい」いう欲求というものが、脳が刺激を素直に受け入れる用意が出来た、というサインだと信じています。
しかし、美術館・博物館の事前予約制という対応に責任を転化するつもりはもうとうないし、この措置が良くないと主張するつもりもありません。混雑を避けてよりよい鑑賞環境を確保しようとする努力には敬意を表したいという思いすらあります。
たまたま取られた措置が、私の性格とうまく合致しなかっただけだと思っています。
新しい変異株で、私のフラッと訪れたいというスタイルはまたまた遠くなる気配ですが、出来るだけ早くに従来の対応に戻ることを切に願いながら、新しい年へと日付が変るのを待っています。
美術鑑賞やら、読書などの感想・報告が来年はより充実するよう努力したいと思います。来年もまた訪問していただけることを願っています。