13時半ころに本日の最高気温34.1℃だったとのこと。ちょうど私がバス停でバスを待っていた頃であった。
明日も予報は35℃。明日は神奈川大学の生協まで本の注文に行く予定。開店時間は15時まで。やはり一番暑い時間帯に出かけることになる。つらいがひと踏ん張り。熱中症にならないようにしたいもの。歩いて20分少々。
注文したい本は2冊。有隣堂で平積みにしていた本で、講談社学術文庫と角川ソフィア文庫なので、すぐに取り寄せ可能とは思う。しかし生協も8月下旬まで休みでもあり、実際に手にできるのは8月末が精一杯というところか。
生協の帰りには家と反対方向の古書店まで足をのばし、平家物語の活字の大きな本を探したい。体力が残っていれば、という前提で。この暑さでなければなんとかなるのだが‥。むろん杖は用心のため手放せない。
午後からの所用が済んでから、馬車道の神奈川県立歴史博物館へ。現在開催中の特別展「関東大震災-原点は100年前-」を見てきた。
関東大震災を引き起こした地震の地質学的調査結果や、震災の模様、復興計画などの視点で構成されている。特に当時の測量成果に基づく地質学的な記録は興味が湧いた。また横浜市の都市計画がどのように作られたのか、地図入りで解説がされていてこれも興味深く見入った。しかしいづれも展示の内容を細かく読み取れなく、また時間も足りなかったのは残念。図録を購入したかったが持ち合わせがなく断念。
9月中旬まで開催されているのでもう一度訪れたいと思った。
火災による当時の凄惨な状況も写真や実写映像があり、是非記憶にとどめたいものである。また冒頭にこの震災に対して宮城県からの支援等の記録が発掘されて展示されており、これも興味深かった。
関東大震災についてはさまざまな視点が必要である。今回は津波についての言及が由比ガ浜の河口の堆積物の剥ぎ取り標本だけだったのが寂しかった。津波についてはあまり記録がないということも聞いたが、どうなのだろう。
また東海道線の被害状況の報道写真もあったけれども、崩壊した根府川駅の状況と復興についてももう少し知りたかった。
さらに関東大震災と言へば流言飛語である。限られた状況下で不確か、あり得ない情報に振り回されることで多くの悲劇が生まれ、そして多くの生命が失われた。このことについては今回の展示ではまったく触れていない。
震災は自然現象だけではなく、さまざまな切り口があるので、すべてに言及することは困難であるが、年度をまたいでもテーマなどを絞って連続的な展開してもらえると、重層的・総合的な意義のあるものに近づくのではないか、と期待している。
昨日の最高気温は雷が鳴り雨が降る直前の12時半ころの33.4℃。30数分後に雷雨となった。そして最低気温は22.7℃で雷雨がおさまった15時40分頃。わずか3時間で11℃も気温が下がっていたことになる。気温はその後少し上がったと思われる。急に気温上昇も体にこたえるが、涼しくなってうれしいものの、こんなに急激に下がるのも体には良くない。
そして本日はすでに31℃を越えている。最高気温の予報は35℃。急激な気温の上がり・下がりもまたつらいものである。単に熱中症注意情報だけでなく、このような気温の上下がどのように体に影響を与えるか、という観点からの情報も欲しいと思う。これだけ高齢者の多い日本である。気がつかない内に体に大きなストレスが溜まっているかもしれない。
本日は午前中は用事があり、団地の中を二回り程。昼前には出かける予定。10時前から炎天下を歩いている。Tシャツが一枚汗で洗濯機行きとなった。
昨日届いた岩波書店の図書8月号に目を通し始めた。