メヌケの粕漬けを購入して焼いてもらい、私にとっては充実した夕食になった。
さて迷走した台風第6号に続いて第7号も迷走気味。当初は名古屋や東海地方を直撃かと報道されたが、紀伊半島から近畿を縦断するらしい。ようは台風第6号の後を追って行くということになる。第6号の通過した後に太平洋高気圧が東に移動せずに、西張り出したままというのが原因なのだろうか。そのメカニズムはわからないが・・・。
明日は曇り時々雨の予報。台風の影響が出るようだ。我が家では食料の買い置きは整っているが、飲料水は少々心もとない。台風の進路が西にずれるようなので、明日の様子を見て、飲料水の用意が必要か考えたい。
明日の雨は降ってもそれほどの降水量ではない、という予報になっている。しかし湿度は終日高いらしい。蒸し暑く、不快な一日になりそうである。そんな状態が水曜日まで続くかと思うと気が重くなる。
来週からは本腰を入れて退職者会ニュースの作成に精を出さなくては行けなくなった。できるだけ短時間で集中して完成させたいものである。
本日も暑い陽射しの土曜日であった。人手の少ないところに出かけたい、ということで二人で選択したのが「川崎浮世絵ギャラリー」で開催している「国芳×芳幾×芳年」展。美術館・博物館は混んでいると敬遠していたものの、空いているに違いないと勝手に断定して訪れてみた。
ここは以前に友人と3人で訪れたところ。そのときも混雑しておらずゆったりと見ることが出来た。今回も川崎駅構内の喧騒が嘘のように静かな場所である。ギャラリー内にせいぜい15人ほどがいるばかり。今回もユックリと落ち着いて鑑賞できた。入場料500円はお得感がある。
展示は70点であったが、いづれも私には良い刷りの作品ばかりに思えた。今回の展示では月岡芳年の「藤原保昌月下弄笛図」(1883)、同じく「月百姿 玉兎 孫悟空」(1889)、ならびに「金太郎捕鯉図」(1885)に目が止まった。特に「金太郎捕鯉図」は鯉の周りの波の薄い青が印象的で鯉が揺らめくように動く錯覚を覚える。この絵葉書は販売しておらず、2012年に横浜美術展で開催された「はじまりは国芳」展の図録からアップしてみた。
また同じく芳年の「山姥 怪童丸」では、浮世絵からする西洋画のマリア像の模倣作品を見ることができた。