Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

病院と薬局のハシゴ

2023年08月24日 22時29分43秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 明日は午前中は市民病院で採血と血液内科の診察。午後は夕方からかかりつけの耳鼻科で眩暈の薬を処方してもらう予定。受診後、両方の病院の処方箋をもってかかりつけの薬局まで往復もしなくてはいけない。
 友人に講演会の誘いを受けたが残念ながらお断りした。

 病院の予約の合間には時間があるのだが、市民病院で朝食兼用の昼食時に読書タイムとするつもりである。
 しかし病院に「九相図をよむ」を持参するのもちょいと場違いというか、本を開くのが躊躇われるので、「万葉考古学」の外に別の文庫本を持参することにした。

 持参するのは「弥勒」(宮田登、講談社学術文庫)。先月に発刊されたばかりである。仏教が日本の民間信仰とどのように結びついて根付いたのか、弥勒信仰を通して明らかにする展開を期待して購入した。期待にこたえてくれるものと思うがどうであろうか。

 


暑いのにイライラが募るばかり

2023年08月24日 19時56分10秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 午前中はリフォーム業者が来て、若干の追加工事。午後からは来客。15時にはフリーとなったが、何となく出そびれて、夕方は自宅で読書タイム。終日家に閉じこもったようなもの。運動不足なので寝る前に夜の散歩には出かけたいものである。

 読書タイムは「万葉考古学」(上野誠編)をかなり読んだ。間もなく読了となる予定。

 しかしこの暑さの中で、マイナンバーカードと保険証をめぐる政府の右往左往、本末転倒の議論、そして福島原発の汚染水の放出の強行と、暑さに茹だっているすきに何をされるのかたまったものではないと、イライラが募る。
 政府と東電は風評被害にも対応というが、事故から12年、少なくとも横浜では未だに福島産のお米はどこのスーパーでも百貨店でも販売していない。ほとんどが加工米として流通しているようだが、この現状を見る限り、政府と東電の表明は信用できないと思われる。いくら検査をしてもなくならない風評被害。彼らが農業の風評被害を保障できずに漁業の風評被害を保障するとは到底思えない。
 いくら問題のある国が全面的に反対しているとはいえ、その国との貿易が遮断したら漁業が立ち行かなくなりかねない事態が想像される。その国を説得できずに外交そのものが機能していない。
 私はもともと原発そのものに反対であり、汚染水の処理についてはさらに議論が必要と思っている。丁寧な説明どころか、乱暴な日程説明の前に、丁寧な議論と処理方針の提示が必要であると思う。

 実は原発事故から4年ほどたったころ、某スーパーと食材も売っている某ドラッグストアで「福島産のお米は扱わないの?」と聞いたら「売れません」と馬鹿にしたような素っ気ない一言。この海洋「投棄」を期に同じ店で同じ質問をしてみようと思いついた。