Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「初期仏教」(岩波新書)ほか

2018年08月27日 16時21分30秒 | 読書
退職者会のニュースの原稿を印刷所に送信完了。予定より3日ほどはやく終了。ホッとしている。あとは校正刷りが出来上がるのを待つばかり。
さっそく神奈川大学の生協まで歩いて、岩波新書の「初期仏教」と「原民喜」を購入。
しかし暑い。

36℃の暑さ

2018年08月26日 23時11分32秒 | 天気と自然災害
 本日の横浜の最高気温は13時頃の35.7℃。今年2番目の高温だった。ベランダに洗濯物を干したが、あっという間に乾いた。しかし取り込むとベランダから暑い直射日光が部屋に射するので、日が傾くまでそのまま放置。夕方に取り込んだ。
 日日中クーラーを27℃に設定して運転し続けた。しかし私の部屋は扇風機のみ。窓を開けるとつよい熱気が入りこんで熱風のような風が入ってくるので、開けることはできない。1階というのは風か入ってこない。5階建て、上の階に行くほくる。昔は3階に住んでいた。確かにその時の方が1階よりはやさして風が入ってきた。
 それでもさすがは暦の上では秋、日がかげるのが早い。16時半ころ横浜駅まで往復の散歩をした。太陽はすっかり低くなり、建物の影で歩道はずっと日かげがつづき、微風があった。アスファルトの熱気を含んだ風ではあるが、汗を飛ばしてくれたと思う。そしてゆっくりと歩いた。地下街の空調もあまり冷たくなくて助かった。喫茶店は寒いくらいなので遠慮。コンビニのイートインコーナーで水分補給と梅干で休憩。

 明日も35℃の予報になっている。

高齢者と冷房 Ⅱ

2018年08月26日 20時26分30秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日午前中に「高齢者と冷房」と題した一文を掲載した。大事なことを書き忘れた。私自信の経験である。
 私は高血圧気味で降圧剤を1日一回服用している。薬を忘れると140-92くらいになる。それほど高くはないが、明け方に上がるのが危険ということで薬の服用をすするられてもう10年になる。薬を服用して125-85位に抑えている。
 さてこの暑さの中、ウォーキングをしていると暑さがつらくなって時々コンビニやスーパーなどで涼むことがある。また横浜駅などの繁華街まで歩いた時は喫茶店で休息を取り、水分を補給する。むかしはそれが気持ちが良かったのだが、最近急に冷えるとくらくらしたり、軽い眩暈に襲われることがある。いつもの内科の医師に言わせるとそれが熱中症であるという。強いクーラーで急激な体温低下となり、血管が細くなり血圧が一気に上がり、眩暈などの症状をひき起こす、と指摘された。

 熱中症で倒れると体をひたすら冷やすことを教わる。しかし高齢者の場合や、血圧が高めの人にとっては、そんな単純なことではなさそうである。
 クーラーの効いたところに一時避難をする場合はすくなくとも徐々に体を慣らして、徐々に冷やさなくては危険ということになる。もっともそのような状態にならないよう、長時間にわたり高温下身を晒さないようにすることが大切である。しかしいざという時には急激な気温の低下は大きな負担を体に如いてしまいそうである。

 熱中症対策、こまめな対策や対応、救急措置が必要な気がする。

「ラス・メニーナス」の不思議

2018年08月26日 15時12分12秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 私はベラスケスの「ラス・メニーナス」を図版で見るたびにいくつかの疑問・違和感を持っていた。
1.人間の大人よりも高いと思われるカンヴァスがどうしてこんなに大きいのか、そして画家とカンヴァスの距離がこんなに離れているのか。
2.この大きなカンヴァスには誰が、あるいは何を描かれていたのか。
3.登場人物の中で比重は大きい方だが、背後の扉に右手をかけてこちらを見ている男は誰なのか。
4.左側が極端に歪んでいると思われる室内の遠近法の消失点はどこなのか。
5.作品全体の安定感の無さはどこに由来するのか。左右の遠近感がずれており、特に左の遠近が極端に圧縮されているのはなぜか。



 今回「ベラスケス」(岩波新書、大高保二郎)では、次のように記されていた。
「前景右から猛犬、そこに片足をかけた矮人の少年、その隣に矮人、正面にはマルガリータ王女、その左に水差しを差し出す侍女、王女の右側にも侍女。ともに高位の貴族出身の王妃付き女官であり。薄闇の中景では、左端に左端にベラスケス自身、その反対側に名前不詳の廷臣と、彼にささやく尼僧姿の王妃付き女官係、さらに奥の階段上に、王妃付き装飾頭で王宮配室係のホセ・ニエト・ベラスケスがカーテンの方に右手を伸ばしてたたずむ。この明るい開口部と対をなし、全画面のほぼ中央に位置する平面鏡は国王夫妻の姿。‥彼らのうち、何人かが視線を向け、ポーズをとるその相手は、絵の前に足ったいるはずの国王夫妻であり、その姿をわれわれは画中の背後の鑑の中に見いだす‥」
「登場人物のうち、‥(王女、画家、若い右側の侍女、矮人2人は)私たち鑑者の側の一点に注がれている。恭しい彼らのポーズ‥からもそれが国王と王妃である‥。他方この圧縮されたかのようなバロック的空間をルネサンス的な透視図法で把握すれば、その消失点は扉にたたずむ後景の男性の右腕の上あたりに帰着する。‥両者の地点は同一のものとは言えない。‥空間を深めるトリック的効果とともに(国王夫妻と王女)を二重肖像として象徴的に提示するために用いられたと考えるべきであろう。‥(国王夫婦)が他の登場人物とは別格の存在という封建的ヒエラルキーも垣間見える。」
 この記述によって私のいくつかの疑問は整理出来た。特に正面奥の男の人物は私はかなりの高官か、王族の類かと考えていたが、この部屋に明かりを入れるための存在でもあったようだ。しかも名前と職掌から画家ベラスケスの縁者で後任なのであろうか。
 そして私がこの作品から受け取る不安定さ、というのはここでは遠近図法の消失点と、登場人物の視線の先のずれに起因しているということになる。しかしもうひとつピンとこない。遠近法の消失点と登場人物の視点の先のズレガこんなにも不安定感をもたらすののだろうか。また王女という中心点と鏡の国王夫妻の中心点のふたつの存在、というのもピンとこない。もっとも私の感じる不安定感は普遍性をもつものか、否か、自信はない。
 「不朽の名画を読み解く」(ナツメ社)で宮下喜久朗は、「王宮の一室を正確に記録した画面には、画家の自画像とモデルの王女マルガリータ、中央の鑑の中に国王夫妻を描き込み、画家とモデル、現実と虚構などを巧みに交錯させている。‥この絵の前に立つと、自分がこの宮廷に迷い込んだような不思議な気分にさせられ‥。近づくと荒っぽい筆触が目立つが、離れて見るとそれが生き生きと躍動し、光の効果とともに、驚くほどの現実感を与える。マネをはじめとする印象派がベラスケスから多く学んだのはごく自然であった」と記載している。
 また「ベラスケスが大きなカンヴァスに向かってフェリペ4世夫妻の肖像を描いているときに、マルガリータ王女が侍女たち(ラス・メニーナス)を引き連れて遊びに来た様子である。あるいは、王女を描こうとしたときに、国王夫妻が様子を見に来たのかもしれない。」と記している。
 私の感じる不安定には言及されていない。

 もうひとつ私が最近教えてもらったことに、ベラスケスは絵筆で描くだけでなく、長い棒の先に絵筆を加え、遠くから描いたということであるる。それが独特の「荒っぽい」筆触を生んだことになっている。しかしこの作品では、作者とカンヴァスの距離は長い棒の先に絵筆をつけて描いたというには、距離がありすぎる。長い棒も画家の左手に沿って描かれているが、カンヴァスまでは届きそうもない。こごては動き回りながら作品を描いていたようになっているよいだ。
 着飾っている王女は結構気が強く、周りの侍女たちは翻弄されているようだ。おとなしくさせるためにかなり苦労しているように見える。それが「ラス・メニーナス」と通称で呼ばれる根拠でもあるようだ。この絵の主役が若い侍女たちのようでもある。この点からすると、画家が描いていたのは王女ということの方が、分があるようだ。そうするとカンヴァスと王女の位置関係、画家の位置がおかしい。王女を描くのにカンヴァスの面は、この絵の鑑賞者の方向を剝いていないといけない。

 ここまで考えたときに私の思い付きは以下のようである。
 まず採光の関係からカンヴァスの位置や画家の描く場所がこの作品のとおりにしなくてはいけなかったのではないか。また時々国王夫妻がこの部屋に様子を見に来ることを考えると、王の現れる出入口に画家が背を向けるのがはばかられ、また王女と国王夫婦が対面できるようにこの方向に王女を向けざるを得なかったのではないか。
 ということで、私は国王夫婦の現れる出入口の左側に大きな鏡を置いて、カンヴァスをこの作品の方向に置き、その鏡に映った王女を描いていたのではないか、と類推してみた。
 すると王女の顔は鏡の方向を向き、目だけが国王夫妻に向けられている意味も理解できる。そして何よりも鏡に映った国王夫妻を見る視線と、国王夫妻から見て右にある鏡を見る視線の微妙な時間差が生ずる。このふたつの視線の混在がこの絵の不安定感の基本的な原因ではないか、と思われる。
 画家は、この作品の時点の直前まで王女が映る鏡を見ており、国王の登場とともに視線を右に移したと言える。王女もしかり。
 しかしこの考えにも弱点がある。この鏡による像をもとに画家が描いているとすると、絵筆を持つ画家の左右は反転しなくてはいけなくなる。しかしこの絵では画家は右手に絵筆を持っている。
 さらに大きすぎるカンヴァスも謎のままである。
 なかなか謎は解けない。


高齢者と冷房

2018年08月26日 10時39分40秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 今年は高温が続き、熱中症も多発、熱中症によって亡くなる高齢者も多い。そして多くの場合、「クーラーを動かしていなかったことが原因」のように指摘されている。予防の方法として「こまめな水分と塩分、適度な糖分の補給」、そして「クーラーの使用」が呼びかけられている。

 私の親もなのだが、高齢者の多くは手足がとても冷えている。猛暑のような日もとても手足が冷たい。本人は手袋が欲しい、といったり手をこすりあわせて温めようとしている。そのような高齢者に「クーラーを動かしましょう」という呼びかけが的を得ているのだろうかと、最近疑問に思っている。

 「クーラーが好みではない」、あるいは「電気代がもったいない」という言葉が高齢者から発せられる。マスコミでも流れている。これは本当はクーラーにあたると手足の冷えがひどくなる、という高齢者の本音が隠された表現なのではないだろうか。
 高齢者は一般に体温調節機能が衰えている、といわれる。認知機能が衰えた方は特に手足の冷えが進行しているように思うが、的ハズレだろうか。手足の冷えがひどい人には、急にクーラーを入れたり、扇風機の風に直接あたるのはつらいのではないかと思う。

 何が効果的なのか、医師でもない私には責任ある処置は想定できない。しかし東西、または南北の複数の窓を開けて空気の流れを確保する、扇風機の風に直接にはあたらずいったん壁に当てるようにする、換気扇なども動かす、などを私は勧めている。部屋の空気が滞ると、冷蔵庫の排熱、人の体温や吐く息、テレビの熱、料理の熱などで室内の気温はどんどん上がってしまう。これを部屋から排出することがまず大事である。

 扇風機でも室内の換気が確保できないとき、あるいは外気温が極端に高くなるときには、クーラーをつけるしかないが、扇風機との併用、室外機とは離れたところの窓などは少し開けておく、などの処置をした上で、クーラーの風が直接体に触れない場所にいること、あるいは長袖、手袋などの併用を進めている。
 もっといい方法があれば、教えてもらいたい、と思っている。

 さらに水分や塩分、当分の補給の方法も高齢者は難しい。多くの高齢者に1合の水を飲ませるのは難しい。それは冷たくとも熱くとも難しい。私は小梅や小振りの塩せんべい、または塩飴を口にしながら茶碗1杯の暖かいお茶を、テレビの番組ごとに飲むのがお薦めだと思っている。

 窓を開けるという習慣は、残念ながら今の都会の住宅事情ではなかなか難しい。団地やマンションでも、あるいは隣り同士が接するように立っている戸建て住宅ではなおさらである。こうう状況に適したアドバイスの在り方が必要なのではないだろうか。


盆の月と火星をかろうじて

2018年08月25日 22時17分40秒 | 俳句・短歌・詩等関連


 盆の月が良く見えた。登ったばかりの時間ではちょうど雲が月にかかっていた。そのうちに雲から言っていはなれ、雲に映えた月の明かりが美しかった。右横にあるのが大接近中の火星。

 スマホで撮影したが、ブレて火星が2つの点になったり、千になったり、うまく行かない。

 いくつかの町内会で盆踊りが行われていたようだ。私は盆踊りよりも盆の月を見ているほうがいい。

★皆去りし部屋の暗さや盆の月     竹尾公秀
★生きてゐてこそのはらから盆の月   福富豊子


読了「ベラスケス」(岩波新書)

2018年08月25日 17時30分48秒 | 読書


 「ベラスケス 宮廷の中の革命者」(岩波新書、大高保二郎)をようやく読み終わった。研究者としての著作だけに、歴史的な記述などが細かである。私なりの鑑賞の手引きとしてはなかなか手ごわかったが、ベラスケス理解の基本的な知識を得るにはもってこいの著作であると思った。



 「ラス・メニーナス」(1656、ブラド美術館)とは「若い侍女たち」の意。著者は「フェリペ4世の家族」としている。
 この絵は私にはいくつもの?がならび、いつも敬遠しがちであった。解説本を見てもいつも?は解消されず、イライラしていた。今の本では、少し理解ができたと思った。それでもいくつかわからないことがある。このことはいつかまた取り上げたいものである。



盆の月

2018年08月25日 14時56分25秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 台風20号に伴って出されていた強風注意報は未だ解除されないままである。まだ10メートル近い風が吹いており、最大瞬間風速も16メートルを朝10時に記録している。気温も33.8℃と猛暑日になろうとしている。
 本日は十五夜、「盆の月」である。盂蘭盆にあたる陰暦7月15日の月。むろん秋の季語。多分夜も晴れるらしいが、私は出かける予定がある。月を眺めることができるか。酔っぱらって月を見ながら歩いてつまずいては、笑いものである。

★盆の月兄弟淡くなりにけり     岡澤康司
★盆の月ひかりを雲にわかちけり   久保田万太郎

小望月(待宵月)

2018年08月24日 23時10分06秒 | 日記風&ささやかな思索・批評


 夜に入り、再び風が強まってきた。台風一過の後の小望月(待宵月)が美しい。スマホで撮影してみた。
 明日は十五夜、といっても中秋の名月は来月。はやりもう少し涼しくならないと「名月」とは思えない。9月24日(月)、大接近中の火星の東側(火星より左側)にのぼって来る。そのころまでには平年並みの気温になって欲しいものである。

 本日は申し込んでいたいつもの「古代史セミナー9月講座」の当選通知が届いた。スケジュール帳に記載済み。




台風一過

2018年08月24日 20時34分34秒 | 天気と自然災害
 台風に振り回された一日となった。

 14時過ぎから1時間ほどかけて、私の住む団地の中を巡回。樹木の損傷や、土砂の流出のは被害は出ていなかった。取りあえず、ホッとしている。
 風もようやくおさまってきた。しかし強風・波浪注意報はまだ解除にはなっていない。

団地の中を巡回した後は、横浜駅までウオーキング。30℃にわずかに届かない気温であったが、陽射しを受けるとやはり暑い。喫茶店でアイスティーで水分補給、また歩いて帰宅。
 帰宅後ただちに退職者会ニュースの出来上がった原稿を他の役員に電子メールで送信。チェックを依頼。早ければ明日にでも印刷所に送付できそうになった。予定より1週間早く出来上がった。

 北海道には台風20号、19号から温帯低気圧に変わった低気圧が連続して上陸するらしい。被害が無ければよいが‥

風がつよい

2018年08月24日 12時39分42秒 | 天気と自然災害
 10時過ぎには時間雨量80ミリの標示のある雨の区域が私の住む地域を通り過ぎて行った。もの雨で、ベランダにある建物の屋上からの雨水排水管から水があふれてベランダの床面が少しばかり覆われたるあと10センチでベランダが水で溢れそうになった。部屋には入らない高さの差があるはずだが、風がおさまったら一応確認した方が良いようだ。

 今は、雨は止んでいる。レインアイよこはまの画面を見てもこれから雨が降りそうには見えない。しかし風はすごい。昨晩1時半過ぎに記録した最大瞬間風速21.6メートル以上の風は吹いていないが、ゴーっという音が凄まじい。ケヤキの枝がだいぶ落ちてきている。
 高層ビルの立ち並ぶみなとみらい地区や、横浜駅・新横浜駅界隈などはさらにビル風となって風が強いと思われる。この風の中を出歩くのは危険である。

強風・波浪注意報

2018年08月24日 09時51分08秒 | 天気と自然災害
 昨晩日付が変わったころ、横浜市域では最大瞬間風速22メートル近くの南風が吹いた。雨もだいぶ強かった。3時ころ、竜巻注意情報のメールが枕元においてあったスマホに着信。この竜巻注意情報は4時半過ぎ以降は更新情報はないので、5時半以降は解除になった可能性はある。
 雨の強い区域は斑模様で線状に南北に繋がっている。深夜までは南北であったが、今は南南西から北北東に傾いている。
 だが、15時までの雨の予報が、正午までとなった。早く雨・風がおさまるのはありがたい。正午までは動きようがないので、家に籠っているしかない。

 大雨・雷知友い方は解除となり、現在は強風・波浪注意報が発令中。しかし雨は止んではない。

 台風情報をテレビで見ていたのだが、不思議な光景をいくつか見た。まずは水門が閉じられているのに、そこから海側で記者が解説している放送局。だれの許可を取って海側に入り込んでいるのか分からない。あるいは特に止められなかったからその場に入り込んだのか。しかしいくら何でもやりすぎであろう。もしもそこに管理者がいないというのは逆に危険だから引き揚げた可能性もある。大昔、危険な個所に一歩でも近づく取材合戦があまりにひどく、批判を浴びた教訓がもう忘れ去られているとしか思えない。
 もうひとつは、一階が浸水している住宅の住人がその場で車に乗って「避難」している映像。住宅の2階に避難しているならわかるが、一階が浸水しているのに駐車場の車に避難、とはかえって危険に身を晒している。それを無批判に放送する現場のスタッフというものの存在に呆れた。まずは車に「避難」することの危険を相手に知らせることの方が先決であろう。人は狭い空間の方が安心するのであろうか。車という空間に逃げ込みたくなるのは本能的なものなのだろうか。水害では車は基本的に危険なものである。閉じ込められたら脱出できない。
 このような報道を見ているとイライラが募るばかりである。


風が強くなっている

2018年08月24日 00時21分38秒 | 天気と自然災害
 横浜では夜に入って風が随分強くなってきた。18時半過ぎに大雨注意報がくわわり、大雨・強風・雷・波浪注意報となっている。レインアイよこはまを見ると、箱根から真北へ道志村、奥多摩、秩父と強い雨の区域が伸びている。
 最大瞬間風速が約20メートルと南風が強いので、明日は風邪がおさまり次第、団地の中の巡回をしなくてはいけない、と思っていたが雨の予報は明日の15時過ぎまでとなっている。樹木の枝折れ・土砂崩れなどの点検は、夕方までは出来ないらしい。
 台風は21時に徳島県に上陸したらしい。

台風20号の影響

2018年08月23日 18時42分01秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 退職者会ニュースの原稿は97%は出来上がった。あとは記事の若干の修正の連絡待ち。今回はだいたいうまくいったと思われる。今週中に出来上がると印刷会社の方にも無理をさせないで済む。いつもギリギリまで修正が入るので、申し訳ないと思いながら甘えてしまっている。

 さて台風30号に伴う雨、関東地方西部と山梨県ではかなり強い雨が降っていると報道がされている。私の住んでいるところではまだ雨は降っていない。しかしこれから明日の朝にかけて要注意である。



台風20号

2018年08月23日 11時39分47秒 | 天気と自然災害
 台風20号が四国に上陸することがほぼ確実のようである。気象庁の本日の会見は以下のとおり。

・強い台風第20号は、23日9時現在、足摺岬の南海上を北北西へ進んでいます。今後、四国の南海上を北上し、23日夜には強い勢力を保ったまま、四国・中国・近畿地方にかなり接近し、上陸する見込みです。24日朝には山陰沖に達し、25日は北海道へ接近するでしょう。
・台風第19号の影響と湿った東よりの風が続いているため、紀伊半島から九州の太平洋側の南東向きの斜面を中心に、多いところで400ミリを超える大雨となっています。これから四国・中国・近畿地方を中心に台風本体の雨雲がかかり、24日午前中にかけて非常に激しい雨が降り、局地的には1時間80ミリ以上の猛烈な雨となる見込みです。24日12時までの24時間の雨量が多いところで四国地方で800ミリ、近畿地方と東海地方で600ミリ、普段雨の少ない瀬戸内海に面した兵庫県で350ミリ、岡山県で200ミリ、香川県で250ミリとなるなど広い範囲で大雨となるおそれがあります。
・台風の接近に伴い、西日本を中心に風が急に強まり、23日夕方から24日未明にかけ、猛烈な風が吹き、海は23日昼過ぎから猛烈なしけとなる見込みです。
・年間で潮位の高い時期にあたり、西日本、特に瀬戸内海では、台風が接近・通過する時間帯を中心に、顕著な高潮が発生するおそれがあります。
・平成30年7月豪雨の被災地も含めて、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風、うねりを伴った高波、高潮に厳重に警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風に十分注意してください。各地の気象台の発表する警報・注意報など気象情報に留意するとともに、危険度分布を活用し、市町村の避難勧告等に従って、夜間を避けて、暴風が吹く前に早め早めの避難をお願いします。
 
【⇒http://www.jma.go.jp/jma/press/1808/23a/kaisetsu2018082310.pdf

 横浜には強風・雷・波浪注意報が出ている。強い陽射しが出ていて、風の音が絶え間なくしている。しかし台風の影響が今晩から出るような感じではない。気温はまだまだ夏。

 これより組合の会館に出向いて原稿の仕上げをしてくる予定。家に引きこもって作業しているのがつらくなった。会館のパソコンで作業するのも少しは気分転換になる。夜には団地の管理組合の打合せと作業。